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Lost Songs Tour 2022

あけましておめでとうございます。
2023年になりましたね!
みなさま、今年はどんな1年にされたいでしょうか。

わたしは始めたからには断続的にでも、noteを続ける1年にしたいと思います。
よろしくお願いいたします。

 

さて、去年は音楽を楽しめたなぁと思い返し、
2022年を締めくくる音楽記事3連発を考えております。

  • 第一弾がこちら、エルレのワンマン初体験記事

  • 第二弾はエルレの新譜、6thアルバムの雑感記事

  • 第三段は、2022年よく聞いた曲まとめ記事

新年から、去年の記事をまとめるのも変な話かもしれませんが、これらを語らねばわたしの2023年が来てくれない!

というわけで早速綴っていきたいと思います。
よろしくお願いします!

 

Lost Songs Tour 2022/
ELLEGARDENワンマンライブ初体験記。

今まで書いていたように、中~高でエルレにハマったが、真面目なものでライブハウスは危ない場所、という認識であったため
ライブに行くという発想もなく、またエルレがライブをしているという認識もなかった。(でも、そういえば友達に誘われて昔のZeppには行ったことがあるという矛盾。伊藤由奈さんのライブだったかな)
 
大学生になってから小さい箱のライブに行ったり、自分でもライブごっこを経験することで「ライブに行きてぇ!!!!」という欲がどんどん増していった。
ライブハウス、最高。
なに?あの超たのしい場所は。
 
当時の映像なんかを観てみると、めちゃめちゃ楽しそうなのがエルレのライブ。
既に活動停止していたのでなんで行けなかったんだろう!ってほどそんなに強い気持ちはなかったけど、活動再開したあかつきには絶対にライブへ、ワンマンライブに行きたいと思っていた。(だって解散じゃなくて活動停止って表現だったんだもん。)
ほぼ使命感みたいな気持ち。
でも、頭では本当に行けるとは思っていなくて、
でも、魂では体験する他ないというふしぎな確信?も持っていて、
そういう気持ちのときって意外とチケットがとれるんですよね。

 

Zepp規模に残念と感謝

わたしが経験してきたのは、だいたい300~1,000人規模のライブハウス。そして1,000人規模でも満員ではないようなキャパまで。だから今回Zeppで開催されることになって「ちょっと遠いじゃん!」と残念に思ったと同時に、「できるだけライブを見たい人を集めるために大きめの箱にしてくれたのでは・・・!?」という感謝も湧いた。
できれば300人規模の親しみやすさでライブを経験したかったけど、エルレを待ち望んでいるキッズはたくさんいるし、10年の間にも増え続けていたと思う。だからZeppというギリギリの箱でやってくれて嬉しいような、寂しいようなというのが会場に入って一発目の感想。

アリーナで入場したものの、着替えていたらもう後方しか空いておらず。
今回は上手側(ステージ右側)のウブさんがいる方で参戦したが、頭のサイズがマッチ棒くらいだった。う~~~~~ん、ナンバガのラストライブよりは近いっ!!!!

 

コロナのおかげで?レアなライブに

それにしても、こういうモッシュとかがあるライブは久々なので(ペトロールズやPeople In The Box、ストレイテナーのライブには行っていたが、大人な方が多かった)すごくワクワクしたし、どれだけ騒げるだろうと思ってドキドキした!!!!

が、浮かれ気分で忘れていたのが、コロナの存在。

細美さんがアナウンスしてくれたんだけど、モッシュ・ダイブ禁止、大声禁止と普段できていることがガイドラインによって禁止されているという呼びかけ。
「俺はお前らに強制することはできない。でもようやくコロナの出口が見えてきた。ここまでガマンしたのに今日でパーになっちゃったら、今まで頑張ってきた人たちが報われない(意訳)
もう少し頑張ろう」
というMCを聞いてしまったら、頑張るほかない。

さらに「こんな安全なライブは二度とないかもしれない」として、
「いつもだったらお前のメガネは割れ、最前列のやつは肋骨が折れ、それでも俺らはライブを続ける。あいつの帽子は吹っ飛び、ピアスは引きちぎれ。
将来、今日のライブのほうが良かったって言う日がくるかもしれない(笑)」
というMC。こんなふうな捉え方を提案されたら、おとなしいライブを経験するの、悪かないね、と思えてしまう。

後述するが、おかげで、本当にレアなライブを経験したわ・・という出来事がいくつかあった。(笑)

 

MC雑感

1.高田メタルさん

もう個人情報がバレバレかもしれないけれど、わたしが参加したライブではまず、雄一こと高田メタルさん(ベース)がいじられていらっしゃいました笑

ライブ当日。6thアルバムのフラゲ日ということで、メタルさんがインスタライブをしていたそうですが、実は細美さんもそれを観ていたそうで!

細美「そういえば雄一、今日、インスタライブ?してたよね。トシちゃんのモノマネして。」トシちゃんのモノマネwwwみてないけど想像つくww
細美「(風の日くらいのあとかな?)この曲はCメロは雄一がコーラスなんだよね。こいつ喋る声も小せぇけど、歌う声も小せぇのね」
会場から小さい笑い声が聞こえる

細美「でもこいつ、インスタだとデケェ声出るの。腹から声出てる。」
メタル「細美さんがみるとは思わなかった・・・」
細美「そうじゃなくて。エルレでもそれくらい声出してって言ってんの。」
会場、笑う。wwww
この二人の関係性いいなぁwww 確かにメタルさんのMCの声、ちょっと遠くに感じました。ww

 

2.ウブさん

6thアルバム発売において「あーーーー、なんて言えばいいんだろう。今日フラゲ日で、ここまでこれて。昨日まではなんともなかったんだけど、今日を迎えてみるとなんか・・・(要約)」と言葉につまる細美さん。
きっと、アルバム作成中を振り返って、形容詞しがたい気持ちになっていたんだろうなと思う。6thなりの思い入れがあるアルバムになったんだろうな。
そこで、細美さんがウブさん(ギター)に話をふる。

細美「あーー、なんかニュー細美になった気がする。伝わってる?ウブ。」
生形「伝わってる、伝わってる」
細美「ほんとかよw」
生形「ほんとほんと、ニュー生形って感じだし」
会場から拍手

この数文字、数単語で笑いをとれるウブさんすごいwwwニュー生形www
でも、細美さんのMCの度、首を縦にふるウブさんをみていたので、ちゃかしているけど本当に細美さんの伝えたい気持ちがわかっていたんだろうし、だからこそ「ニュー生形」という単語が出たんだろうなって思う。にしても面白かった。ここ、この日のライブのハイライトだと思う。笑

そして笑い声の代わりに大きな拍手。
一生懸命声出し禁止を守る今日のお客さん、良いファンだなぁと思った。

 

3.高橋さん

そして「今日まだ喋ってないね、ドラム高橋宏貴」という紹介で高橋さんのMCへ。
高橋「(この辺の地域)の皆さん、こんばんは。
おれ、(この辺の地域)大好きで。将来、年とったら住みたいくらいに好きなんデスよね。特に酒が好きで。」
細美「アル中くらいね」
高橋「軽い」
細美「軽く」
高橋「軽度の」 高橋さんwww 酒はほどほどで頼みますwww!

高橋「どんな形でもいいんで、新しいアルバム、聞いてほしい。
もしCDで聞いてくれる人は、曲間にもこだわって作ったんで、そこも聞いてほしい」とのこと。
細美「今回レコード作ってよかったよ。」

ということで、CDを聞くとき曲間を意識して聴き比べしてみました。
言われてみれば、サブスクよりCDの方が疾走感あるかなって気がしたので、やっぱりCDで聞くのがおすすめかなという印象(詳しくは後日!)

どんな形でも、というところに時代を感じたし、それに迎合しようとする現在のエルレをみてたくましいなと思った。

 


セトリにそって

ここからは当日のセトリにそってMCや感想を差し込んでいこうと思います!
 

00.SE

ONE OK ROCKを聞いた覚えがあるので、ゆかりのあるバンドの曲をSEにしているのかな?開演前から体が揺れる!
 

01.My Favorite Song

MCなくそのまま1曲目に突入(だったかな?)
1stアルバムの1曲目からマイ・フェイバリット・ソング!!!!
まさにエルレのこと!
俺たちの中でエルレは絶対に終わらないし、死んだりしない。
テンションも上がる、最高の1発目!
 

02.Supernova

ウブさんの爆裂ギターが炸裂する!
続いて3rdアルバム1曲目、スーパーノヴァ。
最初からテンション爆上がり。
オイ!オイ!ってみんなで叫びたかったなぁ・・・・でも盛り上がる~~!!!
 

03.風の日

会場の一体感が出てきた気がする!
最初はエルレも、お客さん同士もちょっと余所余所しさがあったように感じるけど、この曲でちょっと一体感が出たような気がする。
励まされるいい曲だもんね、知っている人が多かったのかな、緊張が溶けてきたのかな
1stアルバムからの、風の日でした。

ここでトシちゃんMCが入ったような記憶。
コロナの注意喚起もここだったかな。
念願の、ワンマンライブでの「こんばんは、エルレガーデンです。」が聞けました。ずっとテンションが上がりっぱなし。
 

04.Fire Cracker

やべーーーーーー!!!!!!!!
5thの攻撃的なサウンド、めっちゃシビれる。
やっぱ最初に買えたアルバムだから、って思い入れもあるけど5thカッコよくて好きだなぁ。
 

05.Space Sonic

こちらも5th、トランスしちゃいそうな爆イケサウンドから始まるスペース・ソニック。
そして「静」から、激しい「動」へ!
いいいいい今思い返せば中学生の時から憧れていた曲を、Zeppの至近距離で経験したんだなぁ(戦慄)テンション上がりすぎて噛み締めている暇がなかった・・・。
 

06.No.13

このギターを聞いてあがらないテンションはない!!!!
2ndアルバムからナンバーサーティーーーーーーーン!!!!
ああああぁぁぁぁ待っていたよぉ!俺たちはずっとここで、No.13で待っていたよぉ!お前らの航海をよぉ!!と歌詞に心情を重ねてさらに気持ちがアガる!
全員でジャンプしていたような記憶!
一体感も最高だった!
 

07.サンタクロース

そして、サンタクロースの前にちょっとMC。
細美「どいつも、こいつも、クリスマスってツラしてねぇーなあ!」
\クスクス/
「あれだろ、どうせマスク外したら思ったより可愛くねーんだろ?」
\笑い声/
「そんな奴らでもここでは素をさらけだしていいから。」
「今日は声を出せないけど!好きなだけ手を挙げるなり、踊るなりしてください」
\拍手/
エルレサンタからの最高な1曲。1stアルバムからでした。
 

08.指輪

09.月

会場ごとに、2曲ずつレア曲を披露しているとのMC。当会場では『指輪』と『月』。どちらも1stアルバムから!!!!

まさか2022年になって「指輪」が聞けると思いますか・・・・?!(混乱)

細美さんは理想を形にするのが上手だなと思う。だけど、なんとなくなんだけど、もしかして『ELLEGARDEN』とか『Don't trust anyone but us』、『My Own Destruction』あたりまでは歌いたいような理想と、うまくできない現実とのギャップに苦しんでたりしたんじゃないかなって、なんとな~く感じてて。
でも2022年、活動再開を果たした彼らには、その歌いたいような理想を形にする技術力を手に入れていて。
きっと、昔の細美さんがやりたかったことってこういうことなんじゃないかなって、なんとなく感じた。なんでそう思ったんだろうね、でもそう感じたよ。
 

そしてdon't trsut~から「月」!大好きです。なにかで観たんだけど、この曲なぜか途中でしゃがむんだけど、今回それを経験できました!!!!最高すぎませんか!!!!

細美「せっかくこうしてlost songsツアーやってるんで、昔の赤恥もさらしていこうと。なんでこんな事してたのかわかんねーけど、よかったら付き合って。」からの細美さんの歌声。

間奏にて
細美「はい、じゃあ全員座って。〇〇ちゃんもだよ!△△も!!(多分PAとか照明のスタッフさんじゃないかな?)」
ずっと鳴り続ける間奏
細美「はい、前のヤツ、いいケツしてんな~とか思いながら座ってて。」
会場\クスクスクス/
わたしoO(わ~~~~!!!これ~~!知ってるやつ~~!!)
細美「で、曲がだんだん大きくなるから、だんだん立っていってね」
だんだん盛り上がる曲
だんだん立っていくお客さん

わたし、この光景が見れて、経験できて本当に幸せ。だって過去の曲はもう二度と見れないと思ったし、わたしが体験できるとは思ってもいなかった。
細美さんはよくわかんねーけどみたいなことを言っていたけど、これもライブの醍醐味だと思う!楽しかったです!!
 

10.Mountain Top

そしてここで新曲をブチ込んでくる!
これが現在のELLEGARDENだ!と言わんがばかりの一体感と、
落ち着いた、でも、魂が燃えているメロディ。
エルレガーデンが古いバンドではなく、「現在進行形の」ライヴバンドであることが証明されている。
 

11.Salamander

さらに5thアルバムからサラマンダー。
どっか合間のMCで言っていた、古いバンドになりたくない。
全然!16年も前の曲なのに全然色褪せず。
バチバチにカッコよかったです。やっぱ5th好きだなー!!
 

12.Pizza Man

続いて3rdアルバムからピザ・マン。
曲が始まる前に「みんな、心のなかでね!」みたいなアナウンスがあって、
叫ぶ前にも、歌わずに「いい!?心のなかでいいから!心のなかで!!」ってアナウンスしてて、
誰も叫んでいない「「「「ペパロニ・クァトロ!!!」」」」を経験しました笑笑笑
みんな心のなかでは叫んでいただろうから・・・なんか不思議な状況(笑)
これはもう二度とはない経験だとおもう!
実はナナイロ・エレクトリック・ツアーでPizzaMan経験済みだったんだけど、ここ、みんな叫んでた。だから、こんなに静かなPizzaManは後にも先にもないだろうなって思った。早く叫びたいなぁ。うん。でも、面白かった笑
 

13.Lonesome

そのまま1stアルバムからローンサム。
むしゃくしゃした気持ちとか、寂しい心をこの「world is lonesome enough to me(僕に世界はさみしすぎる)」になぞらえていたなぁ。中学生のときの気持ちをすこし思い出してセンチメンタルになった。
 

14.Sliding Door

イントロを聞いてまさか!と思った。
これもわたしの変てこりんな心を慰めてくれた1曲。

指輪とかスライディング・ドアを聞いて思ったけど、細美さん歌が歌いやすくなってるだろうなって感じた。声が出しやすい?
要するに歌がうまくなっているなぁって。

それにしても1stアルバムからたくさん歌ってくれた!!!!昔の曲ってなかなかお目にかかれないからすごく嬉しい。(まぁそれがLost Songsツアーの目論見なんだろうけれども!)
 

15.Strawberry Margarita

こちらは音源で履修済みだった新曲。
イマイチ掴めていなかったけど、ライブで聴いたらウブさんのギターにやられた!Aメロのギターがめっちゃ好き。よく聞いたらドラムのリズムもめっちゃすき。
もしかしたらライブ映えする曲かも。詳しくは後日。
 

16.スターフィッシュ

ライブで盛り上がるナンバー!これも揺れてる人が多かった印象。
3rdアルバムからもままやってくれてる印象だな。
いやぁ、これも一緒に歌いたかったなぁ!!
 

17.The Autumn Song

こちらもライブで盛り上がる!結構会場がちょっと沸いたような気がする。
失恋して寂しいっていう曲なんだけど、曲調が非常に好き。
夏は過ぎて、サーフボードはガレージに横たわってる。これだけでなんか寂しい気持ちが伝わる。細美さんは心情を描くのが本当に上手だなと思う。
4thシングル「Missing」のカップリングよりジ・オータム・ソング、最高でした!
 

18.ジターバグ

みんなが大好き、ジターバグ!!!!
やっぱり拳が上がった数が多かったような気がする。

個人的なことだけど、今のわたしには「数え切れないほど失くして また拾い集めりゃいい」気持ちが必要。何も手放したくない気持ちが強すぎる。
2ndアルバム、もとい3rdシングルだから2003年の曲なんだけど、2023年のわたしには必要な1曲だった。ハッとしたね。(グッとはしないよ、トシちゃんじゃないよ)すげぇよエルレ。本当にずっと音楽を続けてくれてありがとう。
 

19.虹

やさしく諭すような虹。これもライブで定番ですよね!
4thアルバムからは虹くらいかな?

昔、アジカンとテナーで回ったナナイロ・エレクトリック・ツアーがきっかけで、この曲ができたそうで。当日、ちょうどナナイロのバンTを着ていたから、海外のオネーチャンよろしくTシャツ脱いで掲げたろうかと思いました!(もちろん大人しく着ていました)
 

20.Make A Wish

3rdアルバムから最高で最強のライブ曲、メイク・ア・ウィッシュ!!
 
MCにて細美さんが語った言葉をわたしは信じる。
細美「俺、シンガロングがすごい好きなんだ。生きててよかったって気持ちがするから。(今回はシンガロングできないけど)でも来年からロードローラーよろしくガンガン回っていくから、日本中。その時にまた、(この地域)もまた来たいと思います。」
来年改め今年!
エルレが日本中をまわってくれることを期待している!!!

しかし、コロナが本当に憎いわぁ・・・細美さんの生きがいを、我々の楽しみを奪いやがって・・・。この曲は一緒に歌いたかったなぁ。
心のなかで歌いました!きっとみんなそう。

これはナナイロのあと、友人yちゃんが語っていたことなんだけど、
「Make A Wishのとき、7っちゃんが隣りにいたら、肩組みながら聴きたかった!」
おい、、、yちゃん、、、天才か、、、、?
それって最高じゃない、、、?!
someone's there next to you holding your handとあるように、手をつないでくれる、もとい肩を組んでくれる誰かがいますように、と祈りながら歌いたい歌。
今度わたしの隣になる方、ぜひ肩を組んでシンガロングさせてください!
 

アンコール
いやぁ。もう。最高だった。最高しか言葉が出ない。なんて夢みたいなの。
でも本当にあっという間だった。
終わるのがめちゃくちゃ寂しい。
また次のライブに行きたい、既にそう感じさせる最高なツアーだった。
いや、でもまだ聴きたいな!!!!
ということでアンコール。
結構はやめに出てきてくれたような印象。
 

21.高架線

「ありがとうございました」から少しMCをしてくれて、5thアルバムから高架線を歌ってくれた。
思わず「キャア!」と漏れた声が近くで聞こえた。
やっぱりみんなも好きだよね、この曲。

この曲はね・・・高校生のときから琴線にバリバリ触れるし、何よりnちゃんと一緒に練習した思い出深い曲だからね・・・たまんなかったねぇ・・・。欲を言ったら高田メタルさん側で聞いて、左手の運指を見たかったなぁと思った。うん、欲深いですね!慎みます!!!
 

22.Cakes and Ale and Everlasting Laugh

細美さんが「この曲、今までやってきてみんな結構ぽかーんとして聞いてんだけど、いい曲だから。」という含みのあるMCで、何の曲すんだ?と思っていたら。
3rdシングル「ジターバグ」のカップリングより、ケークス・アンド・エール・アンド・エバーラスティング・ラフ!

もう、本っっ当にこの曲の詞が好きで!!!!
高校生の時、自分で頑張って翻訳したりして!!!!
でもアルバムにも入ってないし
あんま人気ないんだろうなってなんとなく思ってて!
だからライブでやるとは思わないじゃないですか!!!
最後の最後にお見舞いしてくれるなんて、
めちゃくちゃ嬉しかったですね!!!!!!!!!!

でも会場の雰囲気的にノってる人、結構多かったような印象だったけどな。

こちら、コロナ禍にも、心に響く歌だな、
すごくいいチョイスだなと思いまして。

日ごとに状況はめちゃくちゃになるけど
僕らに必要なのは、お菓子とエールビールと果てしなく笑うこと

https://yougaku.info/2018/09/24/893/
Cake And Ale And Everlasting Laugh / ELLEGARDEN 【和訳】より引用

当時この歌詞を見て、そうだよな、ってなんとなく肩の力が抜けたような。

それで、20数年後こういうコロナ禍で。未曾有の感染力で、亡くなる方もいらっしゃるし、罹患して苦しい方、後遺症で辛い方、感染する恐怖に怯える日々で本当に、日毎に状況はめちゃくちゃになる一方で。
だけど、苦しい中を笑って過ごすか、苦しいまま過ごすか。
前者のほうが絶対にいいはず。(油断するとは違う意味で)
苦しい中でも笑って過ごせたら、最強だと思う。
だから、変に怯えすぎず、油断せず、好きなものを食べて、好きなものを嗜んで、果てしなく笑っていたらきっと大丈夫!そう言われているような気がした。

最後の最後にこの曲をもってきたのは、すごくメッセージ性があるなって思いました。これだからエルレガーデンはやめられない。

 

まとめ

なるべく読みやすいように短くまとめたつもりが、結局長くなってしまった・・・エルレはわたしに多くを長く語らせるよ・・・

さて、
汗だくで会場を後にし、汗をふきふき着替えたらすこし落ち着いた。
そしたらホルモン、ユニバーサル、アマゾン・ミュージックからお花が届いていることに気づいた!行きは気づかなかった。笑
いいなぁ。なんか絆が伺えるよ~。

会場でフラゲした6thアルバムを大切に抱えて、帰路につきました。
(別に書かなくてもいいけど、お察しの通りぼっち参戦でした)

めちゃくちゃ最高な経験でした!!!!

こう改めて見返すと、1stアルバムと2nd~6thシングルから多く演ってくれたなあという印象。
lost songsって失われた歌→転じて失われた10年間を示していると思っていて、だから昔の曲をやるツアーだと捉えていたけれど、
細美さんのブログを読んで❝(これから先)失われる❞歌、なのかなって感じた。ケリをつけたいって書いてあったし、これから、先へ前進するためのツアーなのかなって。

これは、わたしにも必要なものだった。
だって、大好きな5thアルバムの曲とか、それこそCakes~とか。これから先、ライブで聞かなくなるような曲を聴けずには終われないじゃないですか!!どうやって新しいアルバムを聴けと!!

だから、これは、
我々の魂を鎮めるためのツアーでもあったんだと思います。

演者、客、双方にとって非常に有意義なツアーだったはず。

ちょっとおおげさ?笑

でも、そういう意味でも本当に貴重で最高な経験ができました。
エルレガーデン最高!
ありがとう!
生きる希望!!
 

同じ現場にいらっしゃった方は、当時の記憶をたどりつつ、
違う現場の方や行けなかった方は、こんな感じだったんだろうな、と
読みながら楽しんでいただければ幸いです。

では、
次は6thアルバム『The End of yesterday』の雑感記事にてお会いいたしましょう。
よい音楽日和を!

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