ピカチュウとストラディバリウス

名探偵のおじさんになってもふわふわになってもピカチュウってのはかわいいものです。

もはや「ピカチュウ は かわいい」ではなく「かわいい は ピカチュウ」

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ストラディバリウスは言わずもがなバイオリンの名器で最高の楽器の1つです。

何百年も前に作られたのにいまだにバイオリンの最高峰です。

もちろん現代技術で最高の楽器を作ろうと思ったら「(いわゆる)音のいい」楽器は他にも作れるのだと思います。

それでもストラディバリウスが良いといわれ続けるのは「ストラディバリウス は 音が良い」というだけではなく「(バイオリンにおける)音が良い とは ストラディバリウスのこと」になっているからだと思います。

周波数や心地よさといった数値を超えて、ストラディバリウスにどれだけ近いかがバイオリンの良し悪しの評価関数の1つになっているのだと思うのです。

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過去の延長ではなく新しく1つの分野を確立するということはそれだけすごいことです。

評価軸さえも変えてしまう、評価軸さえも自分のものにしてしまうという破壊力があります。

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トレンドを作るというのもそういうことで良い悪いとかは関係なくトレンドなのだから悪くたって良いのです。みんな良いといえば良い。

良い悪いなんて絶対的な軸は存在しない。

ピカチュウやストラディバリウスはその分野での軸を決定づける永遠のトレンドを作ったのです。
※ ちょっと言い過ぎですけど…

もうピカチュウは何をしたってかわいい… ><

ということでピカチュウが可愛いという賛辞のnoteでした。

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