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これから世界の政治・経済はどこへ向かうのか?わかりやすく解説してみる。

おはようございます。今回はこれからの世界の政治や経済が、大まかな視点でどこへ向かっていくのか?という話をして行きたいと思います。

その前に、まずこれまでの世界の政治や経済の流れを大まかに復習して、今どんな世界なのかという認識を固めたいと思います。

まず90年代ぐらいまで、世界は「資本主義」と「社会主義」の二つに分かれていました。

この違いを簡単に説明すると、「自由があるかないか」です。

資本主義は、自由があります。自由にビジネスをしていいし、消費者は自分が欲しい商品を買っていいし、労働者は自分で働きたい会社で働く事ができます。

一方で、社会主義の国は自由がありませんでした。どんな物を作るのか、労働者にどんな仕事をさせるのか、というのを国が決めていました。

結論から言うと、「資本主義」と「社会主義」の対立は、皆さん知っての通り、資本主義が勝つ事になります。

社会主義が負けた理由はいろいろありますが、やはり「自由がない」ことです。例えば、自由に働く事で「仕事で頑張った人は大きく儲かる、頑張らない人はあまり儲からない」という差が生まれます。つまり自由がないという事は、「働いても働かなくても一緒」というわけで、誰も働かなくなってしまうわけです。

さて、そんな資本主義にも問題があります。それは、お金を持っている人

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