おはようございます！今回は世界一の投資家、ウォーレン・バフェット氏についてです。

一般的にバフェット氏の投資方法といえば、以下のようなものが知られています。

・悪材料が出て割安になった優良株を買い込む(バリュー投資)。

・事業内容をしっかり理解できる。

・経営者に能力がある。

・消費者独占型の企業を選ぶ。

・流行には乗らない。

・とにかく「損をしない」事が第一。

などなどですね。どれも非常に正論だと思います。

しかし、言ってみればこれらの内容は「バリュー投資の基本」ですよね。世界中に何百万人といるバリュー投資家は皆知ってます。

そこで疑問に思い浮かばないでしょうか？

・なぜバフェット氏だけが飛び抜けて儲かってるのか？

という事を。しかもバフェット氏の投資の大枠を作ったのはベンジャミン・グレアム氏なので、投資方法自体はバフェット氏以前から存在していたわけです。

他にも、バフェット氏の投資方法や保有銘柄(参考：https://shisan-up.net/buffett/)を見ていると、こんな疑問も思い浮かびます。

・今現在、バリュー投資家の多くが買い込んでるPMやMO、OXY、XOM、QCOM、IBMなどの銘柄を、なぜバフェット氏は保有していないのか？

俗に言う、S&Pコア10種によく選ばれている銘柄ですね。シーゲル教授も推奨していて多くのバリュー投資家は買っているのですが、バフェット氏は買っていないか、買っていたけど現在(2018年11月15日)は売却している。

しかもS&Pコア10種の銘柄は、一般的に知られているバフェット氏の投資基準にも合致するにも関わらずです。

これはバフェット氏の銘柄選びと、普通のバリュー投資家の銘柄選びが決定的に違う事を意味します。しかもその違う点は、一般的によく知られている「バフェット氏の投資方法」を参考にしても、見えてこない。

そこで、なにかバフェット氏の銘柄選びには隠された秘密があるのではないか？と思い、彼のポートフォリオや保有している銘柄を分析したところ、驚きの事実が浮かび上がってきました。

結論から言うと、倒産リスクが非常に低く、しかも大きなリターンを見込めるバリュー株の選び方が存在したのです。

それを今回は解説したいと思います。もちろんバフェット氏本人がこの方法を公言している著作などは見当たらなかったので、飽くまで解釈を交えながらの「こういう銘柄が選ばれている」という結果論、考察にはなりますが、かなり説得力のある分析ができたのではないかと思います。