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秀才と天才の間に存在する、とてつもなく大きい「思考の壁」について。

おはようございます。今回は「秀才の思考法」を解説した上で、それが「天才の思考法」とは埋められないほど大きな差があるよ、という話をしたいと思います。

よく世の中で「天才だ!」とまでは言われなくとも、「あの人は頭がいい」「なんでも上手くやる」と呼ばれている人には、絶対に共通している点があります。

それは「目的意識がある事」「論理的である事」「効率的である事」この3つです。これらが欠けていると「秀才」とは呼ばれませんし、この3つが揃っているとまず何でも上手くやれます。それぞれ解説していきましょうか。

まず「目的意識がある事」とは、自分がなにをすべきかが明確であるという事です。

秀才が仕事をする時、まず目的を確認する。例えば「営業で成果を上げる」とか「企画を上手く遂行する」とか「書類仕事を片付ける」など、目的をハッキリさせるわけです。

そして次に「論理的である事」。決めた目的に向かって、確実な「こうすればできる」というプランを考えます。具体的には、決めた「目的」に向かって逆算するのです。

例えば「営業で成果を上げる」には「契約を取りやすい人や組織を探す」。そしてその「契約を取りやすい人や組織」にアプローチするには、まず「どんな場所に行けばいいか」「どんな仲介してくれる人を探せばいいか」、そのために「今から準備する事はなにか」など、目的から逆算していくわけです。

そして最後に、その論理的に考えたプランが「効率的である事」。いくら論理的にプランを考えても、その一つ一つがもっと改善できる余地があるならば、あまり良いプランとは言えませんよね。

さて、ここまで説明してきたのが「秀才の思考法」です。しかしこれはこれで世間一般から見ると有効な思考法かも知れませんが、「天才」の頭の中にはもっと驚くべき思考法が展開されているのです。

そしてそれは完璧に再現する事は難しくても、凡人でも「なるべく近付こうとする」事はできますし、それだけで秀才には埋められないほどの大きな差を付ける事ができます。

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