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どんな人に見てもらいたい?

 2章の最初にこのたとえ話を書きましたが、「もしあなたが、新聞、雑誌、テレビなどのメディアだった場合、あなたのメディアはどんな人に見てほしいですか?」。ここでは、読者像について考えていきたいと思います。

 わかりやすくたとえると、あなたのメディアが「20代のファッションが好きな女性」を読者像としていたとします。なのにアウトプットすることは、社会問題、経済ニュース、スポーツについてなどなど。中には興味がある人もいるかもしれませんが、ちょっと的外れになっていると思いませんか? 

 さすがにここまでズレてしまうことはないと思いますが、どんな人に届けたいか、どんな人に読んでほしいか、読者像を決めておくことは大切なキーポイントになります。

 「年齢層」「性別」「何を好む人か」など、細かく読者像を想像しながら読んでくれる人の気持ちに寄り添いながら書いていくと、読者によりリアルな気持ちを届けられます。

読者像が決まらない場合は

 もし「読者像がうまくまとまらない」なんてときは、それ自体を記事として書き出して書いてみるのもいいでしょう。私自身も「こういう人に読んでほしい」という読者像を自分の中で整理する際に、実際noteの記事としてアウトプットしました。少し長いので抜粋して掲載します。参考にしてみてください。

女性は国や地域で色々な呼ばれ方をしていると思います。

フランスでは、"マドモアゼル"と"マダム"。「歳を重ねることが素敵なことである」という考えの方が多いそうです。

そして、アメリカ。"ミス"と"ミセス"。イメージから一言でいうと結婚しているかしていないかです。2000年代初頭から、どちらでも使える Ms.(ミズ)という呼び方が使われるようになってきたそうです。これも「結婚していようがしていまいが、私は私。」強い女性のパワーを感じます。

「m's mag.」は、そんなボーダーレスで強い女性像を持った呼称「Ms.(ミズ)」から名付けました。もちろん、「m's mag.」は、性別だってボーダーレス。自分の好きを追求したい、自分らしくありたい方なら年齢、性別、国籍問わずウェルカムです。

 これが、「m's mag.」のm'sの意味でもあり、私の読んでほしい読者像になっています。困ったら書いてみる。そして、それもアウトプットしてみてはいかがでしょうか?

読んでもらいたい、伝えたい読者像を思い描きながらnoteを書くだけで、書きたいことが出てきやすくなります。(まつゆう*)