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マイルールをつくり、従う

 それでは皆さん「noteを使ってアウトプットしていきましょう!」と、その前にもう1つ。2章では、書く前の下準備や目標について書いてきました。最後にここで「noteを書く際のマイルール」をつくってみましょう。例やエピソードをいくつかご紹介しますので、マイルールづくりの参考にしてください。

書くときのマイルール

●毎日、何か投稿する
●毎週月曜に投稿する
●投稿時間を決める

 マイルールは、本当に人それぞれです。毎日書くという人もいれば、気が向いたときという人もいますし、曜日を決めて長編を書かれる人もいらっしゃいます。

 毎日何かしら日記やエッセイなどのライトなものを更新するけれど、この曜日だけは必ず小説を書く、マンガを描く、というルールの人も。また、必ずお昼の12時頃に投稿するよう心がけていてランチタイムのお供になったらいいな、という方もいらっしゃいました。

無料・有料記事を書くときのマイルール

 noteでは記事を有料化させることができます(4章)。その際のマイルールとして、何人かのnoteクリエイターから耳にしたのは、お金を払って読んでくれている大切な読者なのだから普段ブログやSNSなどでは絶対に書かないことや裏話、気軽に読んでもらえるファンの人に向けたものを発信しているというお話でした。

 「有料なんだから無料の記事よりもクオリティーの高いものを」なのかな? と思いがちですが、記事のクオリティーは当たり前のこと。そうではなくて「使い方」というマイルールをおもちの方が多いように感じました。

noteについてのルール

●記事を書いたら必ず自分のSNSでシェアする
●コメントには必ず返事をする
●見出し画像は必ずオリジナルの画像を使う

 投稿したら必ずSNSでシェアをする。TwitterやFacebookでのシェアは、その記事に対する大きな流入元になります。リツイートやシェア機能があるSNSを使うことで、「いいな」と思ってもらえた際に読者の方たちが気軽にシェアできるという点でも、自ら更新したことをSNSでシェアをしてお知らせするのはおすすめです。

 見出し画像にもルールを設けている人が実は多いです。その投稿の内容や世界観を伝えるために自分で撮ったり描いたりした見出し画像しか使わないという方もいれば、内容のネタバレになるからあえて見出し画像機能自体を使わないという人もいます。見出しは重要だと思っていたのですが、こういう考えもあるのか! と気づかされて、マイルールの世界は奥が深いと思いました。

フォロワー数、ビュー数は気にしない

 各種ブログサービズやSNSなどは、その人の考え方にもよりますが、未だに数値至上主義なところがあったりするのも事実です。しかし、私がお会いしたことのあるnoteクリエイターの方や、noteの中の人は、そうじゃない方が多いです。

 まず、フォロワー数というものは設けられてはいますが、基本的にその数に踊らされていません。いわれてみればnoteの中でのフォロワー数はそこまで重要視されていない気がします。[スキ]については、書いた投稿にたくさんつくとうれしい! と思っている人が多いですが、それが絶対でもない。フォロワー数が多い=[スキ]が多いというわけでもない。

 ここがnoteのいいところでもあり、noteクリエイターの方たちが言っているnoteっぽさ、居心地のよさに通じるのではないか? と思っています。

noteで書くことが思いつかない日はツイートする

 これは何人かから聞いたお話ですが、発信することが思いつかないときや、忙しいときでもアウトプットする習慣を続けるために、Twitterで何か少し思ったことなどを、メモ代わりに発信し続けているそうです。のちのち、そのときに思いついたネタや考えなどをまとめたり、それについて深掘りしたりと、noteのネタとして深く追究して書いていくこともできます。実は、私も忙しいときはこれをやっています!

忙しいときは無理をしない

 これは私のマイルールです。2019年1月から活動の主軸をnoteに移しました。「毎日何か発信していく」というマイルールを、まずはつくりました。そして、noteを書くこと自体が楽しくなってきて、毎日更新することもポップアップ(6章63項参照)のおかげで楽しくなっていました。「よ〜し! 連続記録更新してやるぞ!」と息巻いていました。

 しかし忙しいときというのは重なるもので、気づいたら高熱を出して倒れてしまいました。人に迷惑をかけてまで無理やり守るマイルールはよくない、と気づきました。

 自分のnoteに「【note】自分のペースを見直す。」という記事を書き、マイルールを見直すことを思いの丈とともに読者に伝えてみました。この記事を書いたとき、皆さんがどう思うんだろう……と内心ドキドキだったのですが、励ましの気持ちを込めてかたくさんの[スキ]を贈っていただきました。

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 ご紹介したマイルールの例は、氷山の一角にすぎません。クリエイターの数だけマイルールがある。きっと、まねしたくなるようなマイルールをもち、日々noteを更新されている人もいらっしゃると思います。皆さんも、自分が心地よく、読み手に届きやすいマイルールを設定してみてくださいね。

実は私、インターネットでの情報発信歴が今年で21年目なのです。マイルールをもち、皆さんも楽しく書き続けてください!(まつゆう*)