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漢字検定の話①仕事に役立った編

2年くらい前に漢字検定に挑戦しました。
残念な紆余曲折もありましたが、取得できると役に立つこともあるんですよね。
まずは、取っといてよかったな、という話。



漢字検定の苦い思い出


現在50代の我々にとって、漢字検定はなじみのない幼少期でした。
社会人になった20代の頃、何がきっかけでだったか忘れてしまいましたが、友人とお昼を食べている時に、漢字検定ってものがあるんだって、と話題になり、受けてみることに。

無難な3級がいいんじゃない?と軽くノリで級を決め、ろくに勉強することもなく受験しました。
友達とは自己採点で3点差くらい。
同じくらいだったね、と、当然合否も同じだねという感覚で結果の郵送を待ちました。

合否が届いた報告をお互いにしたところ、友達は合格、私は不合格。
お互いに同じ結果だと思って話し始めていたため、たった数点で明暗が分かれていたことに、とんでもなく悔しがったのを覚えています。
それから受け直すこともなく笑、時は経ちました。


次は子供とともに受験


自分が40歳くらいの頃、小学生になった子供たちが漢字検定を受けることになりました。
必然的にあの時のことを思い出す機会が増え、なんとなくもう1回やりたいな、という気持ちがメラメラと湧き立ってきました。

3級で落ちたという自分の不甲斐なさから、近年の高校生が一般的に受験する級を調べてみると、準2級が大人の妥当なライン。
よし、準2級でいこう。
子供の受験級と同じ会場・時間でできることがわかり、早速申し込み。
子供と一緒に、今回はちゃんと勉強しました。

結果は、合格。
やっと、3級落ちた、という長年のトラウマからようやく脱出しました。(おおげさ笑)

人生で初めて役に立った漢字検定


そこからまた10年近く時が経ち、もうすぐ50歳という頃。
新たな仕事を探していた時に、なんとも興味深い仕事(現職)の求人を見つけます。
辞書を用いて原稿の訂正などをします、みたいな内容だったと思います。
(求人内容と現職がちょっと違うのでなんともいえません笑)
直感でやってみたい!と思ったので、申し込みました。

すると、書類選考で通過し、他の仕事ではあまりない、筆記テストをしたあとに面接をする、という連絡がきました。
え?パートなのにテストまで??と若干尻込みしましたが、もうここまできたら行くしかないです。

テストは、まさに漢字検定のようなものでした。
誤字を訂正するという仕事の内容と合っているからなのだと思いました。
テストの結果がどうだったかは未だに謎ですが、無事に採用してもらえて、今に至ります。

再び闘志が芽生える


働きだしてから、同僚と、自分の時の面接時のテストの話しになり、全員漢字検定を取得しているという共通点があることに気づきました。
わ!初めて漢字検定が人生の役に立っていた!と、取得しておいてよかったという気持ちになりました。

そこで、皆さんは何級なのか知りたいじゃないですか。
何気なく聞いてみたところ、2級、1級、と上には上が。
というか、上ばかり!
準2級で余裕かましてんじゃないよ、って話しです。笑

そこで、再び私の中で漢字検定熱が再燃することになります。
皆さんと同じスタートラインに立ちたい!
ほんと、いつもながら50歳目前であれこれやる気出すなんてのはすべてが遅いんですけど笑、とりあえずやることに決めました。


続きは②でお届けします。




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