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ニートを楽しむ日記 332日目 2/25日 - 仕事を探し始める

未だ辛うじてニートを続けている。貯金の残りがいよいよのっぴきならなくなっており、3月中には働きはじめなければならない。
1月頭ぐらいからそれはわかっていたので、この1か月はいよいよ本格的に仕事探しを始めていた。しかし、仕事探しとはいうものの、いわゆる就活的なことをする気にはならない。そもそも一度も就活をしたことがないので、よくわからない。まぁ、する気にならないからわからなくてもよいのだが。
それで、まずは「一体どんな仕事をしたいのか」を考えてみた結果、このようになった。
・場所は、「フルリモート」もしくは「自転車通勤圏内」
・週3ぐらい
・給与は、まぁ月に10万以上入ればよし
・理念的にOKなところ

うーん。あまり絞れない。
もしくは、絞りすぎているのだろうか。
そういえば、大学生時代のアルバイトもあまりこういう探し方をしたことがなかったことを思い出す。大体、友人から紹介されて、みたいなのだった。

一つ目の条件は、これは生活を第一に置きたいと考えた結果である。電車通勤を6年したが、当初は別になんとも思わず(20分ぐらいだったし大抵座れたし)、むしろ読書の時間ができてよいとさえ思っていたが、ニートを1年近くして、あとは自転車通勤している蕪ちゃんを日々見て、やはり電車通勤は人間的な道ではないなあという思いが強くなった。
最悪歩いていけるような距離で働くのが、よいと思う。
あとは、17時過ぎに帰ってくる蕪ちゃんを家で迎えたいというのもある。
17時過ぎに帰宅する人を家で迎えるためには、近場で働くかリモートワークかしかない。

二つ目の条件は、「そもそもどういった雇用形態で働くか」という問いを立てた際、「別に正社員じゃなくていいなあ」ということに気付いた。
正社員のメリットは、まぁいくつかあるのだろうが、私はあまり実感が持てない。5年間正社員として働いていて、確かに長期休暇でも給料が出るとか、確定申告をしなくていいとか、健康保険証がかっこいいとか、まぁそういうのはあったが、その分の時間制限や責任に見合っていたかというと、首をかしげてしまう。ニート生活をして、月に必要な収入は家賃+7万あればいけるというのがわかり、今の家賃は一人あたり3万弱なので、10万稼げればよいということになる。10万稼げればいいところ、正社員になって週5働いて20万を得る必要が果たしてあるか。考えた結果、「とりあえず今のところない」「今のところないのに、する必要があるのか」「それは生活=命を犠牲にしすぎている気がする」という結論に至り、週5で働かなくてもよいということになった。そうなると、ほぼ必然的に非正規雇用ということになる。なので、正社員ではなくて、パート・アルバイトで探している。

三つ目の条件は、上記のとおり。

四つ目の条件は、これがある意味一番難しいのだが、直観的になしじゃないところというか、自分の方向性と比較したときに大きく離れていないもの(できれば同じ方向性のもの)といった感じだろうか。
例えば、私は将来的には農的な暮らし、貨幣経済への依存度を減らした暮らしをしたいと考えているが、それなのに例えば証券取引所で働く(無理だけど)とか、パチンコ屋で働くとか、ポスティングとかいうのは、違う気がする。

こういった感じでなんとなくネットで求人を探してみるが、魅かれるものは一つもない。リモートワークの求人も探すが、そもそもリモートワークというのは基本的に正社員で、アルバイトだとしてもデザイナーとかプログラマーという専門職の募集だったりするので、なかなかピンとくるのがない。

そうこうしていると、知らずにストレスがたまっていたのか、睡眠の質が悪くなり、片頭痛が出るようになってしまった。片頭痛が出ると、ますます調べる気がしなくなってくる。

しかし、物事というのは往々にしてちゃんと向き合い始めるといい方向に動き出すもので、1月末に近場でよさそうな農業の求人が出ていた。オーナーのおじさんもとても優しそう。週3~とある。いいじゃない。
ここに連絡してみようかな、と思った矢先、今度は11月に手伝いで参加したNPOのスタッフから連絡があり、もし興味があってお互いの条件が合うようならうちで働いてみませんか、というお誘いが。なんと。
とりあえず話しましょうということになったので、近場の農業バイトは一時保留ということにして、2月頭にNPOの人と会う。
そこで、こちらの今の状況や仕事探しの条件(上に書いたようなこと)、今までの経歴などを話し、向こうも団体の概要や様々な活動のことを教えてくれる。ちょっとノリが合わなそうな気もするが、方向性は結構近い印象を受ける。すべてではないが、事業にも興味がある。何より、地方移住の情報集めによい影響を与えそうである。
今度ZOOMで会議をするので良ければ見学にどうぞ、と言ってもらったので、中旬にお邪魔する。その団体ほぼフルリモートで、普段はみな在宅らしいのだが、その日は久しぶりに来れる人はオフィスに集まろう!という日だったらしく、私と私を誘ってくれた人とあと1-2名以外は渋谷のオフィスからの参加。全部で10人くらい。思っていたより雰囲気も良く、皆仲良さそう。もっと堅い、意識高い系!(?)みたいな感じを想像していたが、いい感じに肩の力が抜けている。風通しもよさそう。
2時間ほど参加し、その日はおいとま。

なかなかよさそうな団体なのだが、しかし会議に参加したことで、改めて自分がしたいことについて考える。うーん、この団体の方針自体はいいけど、今私が本当にしたいことなのだろうか。
そう考えると、どちらかというと近場で農に関わる、自然に関わる仕事、のほうがやりたい気がする。
そう思いながら、再び保留にしていた近場の農業バイトを見ていると、今度は少し離れた(10kmぐらい)キャンプ場のバイト募集が新しくでていた。これもよさそうじゃない。

「NPO」「農業バイト」「キャンプ場バイト」と、一気に3つも選択肢が現れて、驚く。動き出すと、本当にいろいろ動くものである。というか、動き出すべきタイミングだったのだなあ、と納得する。今までの人生も大体こんな感じだった。

締め切りが迫っていたので、とりあえず農業バイトに連絡すると、今度面接しましょうと話が進む。NPOの方も、3月頭のイベントに来て雰囲気見てください、と言われる。どちらかに入れるかもしれないし、ダメそうならキャンプ場バイトに連絡してみよう。

自分らしく、あまり曲げずにやっていれば、しかるべきタイミングでしかるべきものが目の前に現れるものだと思う。縁というのは、そういうものなのだと思う。


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