なんでもない休日is幸せ


日曜日
毎週毎週、長男と主人は少スポに行くため、私と次男はいつも暇を持て余している。
しかし、家でダラダラするのがあまり好きではない。

午前10時前には洗濯も掃除も終わらせておく。
なんてこと無い事だけど、休みの日は最低でも洗濯機を2回回す女なので7時から回しても干し終わるのは大体9時30分頃である。


なんにも予定がない
予定が無いけど勝手に予定がいれられないので
本当私たちって振り回されているのだ
少スポが1日練習の時は、お弁当を届けるついでに次男のお弁当も作って、なんちゃってピクニックをするのが定番なのだが、なんだかその日曜日は何もする気が起きず(生理初日)、次男を放置してうたた寝をカマした。

予想していたお弁当タイムが外れ、未だに用意していなかったお弁当は幻となり、今から準備して届けても無意味だと知り、もう完全に練習を見に行く口実が無くなった。


午後の予定が完全になくなり、奴らが帰ってくるまで自由の身。

そんな日は、次男甘やかしDayとして彼の望みをなるべく聞くようにしている。
良い母親ですね!
開口一発目に「ゲームセンター行きたい」と言われたので丁重にお断りしましたとさ。


公園に行きたいと言うので、その前に買い物へ行き、帰り道に寄った100円ショップでシャボン玉をゲットしたので、公園に行って遊ぶという項目に`シャボン玉で‘という素敵なエッセンスが加わりました。

お昼ご飯は適当に外で済ませちゃおうと思ったので、省吾じゃなくて正午も過ぎていたけど出発。


お目当ての広めの公園は人で溢れていて、珍しくキッチンカーも出ていた。
人が多く、たまたま保育園のお友達とも会えたので、シャボン玉は放置されていた。走り回る子供達。可愛い。 


公園含め、その地域一帯で催し物をやっていたのであらゆる場所でワークショップみたいな物が出ていた。

友達とも解散して、せっかくなので色々見て回った。

天然の木で作られた積木で自由に遊べる場所や
工作ブース
テーマがSDGsだったので、それっぽい出し物がたくさんあった(分かりますよね)

我が次男は、無料貸し出ししていた双眼鏡で遠くの鳥をずっと観察していた。可愛い。
その後は、塗り絵コーナーで塗り絵をしたり、積み木で遊んだり、色々した。


シャボン玉の存在を思い出し、少し人気の無い場所に移動してシャボン玉を楽しんだ。

フ―――っとシャボン玉を膨らます物では無く、大きいシャボン玉が作れるアレだ



アレ


私も、シャボン玉大好きな民であるため、一緒になって遊んでいたら、まだヨチヨチ歩きの可愛い女の子がシャボン玉に釣られ近づいてきた
シャボン玉が出来る度に「アッ!!!!☞」と言って指をさし笑う姿に、私も次男も嬉しかった。
しばらく和やかな空気が流れるも、事態は急変した。


あれよあれよと知らないうちに知らない子供達が集まってきてしまったのだ
ざっと6名くらい。
結構狭い場所でシャボン玉をやっていたので、子供達!!!!!!!って感じだった

その中に、推定小学3年くらいの男の子2人が居て、次男が作ったシャボン玉を至近距離で割るという遊びをしていた、他の子供達は5歳の次男よりも小さい子か同じくらいの子達で、次男の目の前に立ち、次男が作ったシャボン玉を速攻で割るので他の子達も遊べず、私からしたら非常に目障りなガキ共だった(急な悪口)
そのうち、年下の次男からシャボン玉を奪い(貸してと言っていたが良いよとは一言も言ってない次男)、何度も何度もシャボン玉を作り遊び始めるクソガキ。
次男の顔から笑顔が消えていた。
どんどん無くなっていくシャボン液を心配そうに見つめていた。

ここで、親が止めるべきか悩んだ。
次男の事を思えば早めに取り返したかったけど、でもここは公園だし、自分だけで遊びたいなら自宅の前とかでやれば良かった。
なにより、次男がどういう行動に出るか気になったのだ。
自分の思った事を知らない相手に伝えるのは大人でも躊躇する事だと思う。いや、別に言えるか。笑

内気なBoyなので、言いたい事も言えず(POISON)
完全にいじけ始めた笑
そこへ、ガキ達の母親が現れた。
「あんた達のじゃないでしょ~返しなさ~い」
言うのみ

言うのみ


呆れた。


やめよう。シャボン玉をやめよう。


『もう返してもらお~。はい。終了~』と言うと
次男も最後に『あと1回だけね』とクギを刺すことができてガキ等はどこかへ消えた

非常に胸糞の悪い出来事だった


その後、一旦シャボン玉を片付けて、アスレチックのある公園へ移動し、少し遊んだ後、公園を後にした。



自転車でプラプラしていたら、次男の保育園でお散歩コースの中に入っている防災公園(小さめ)まで道案内してくれた。
ほぼ毎日のように行っているようで道を覚えていた。
私の知らない事を教えてくれた次男にまた成長を感じさせられた。

防災公園というのも、遊具が一つも無い所で、住宅街の中に人気のない場所だった。
ここでよく子供達で鬼ごっこしたりリレーしたりしているらしい。可愛い。

次男と、シャボン玉をした。
ここなら誰も来ないよって言ったらめちゃくちゃ笑顔になってくれて2人で液体が無くなるまで遊んだ。
まるでさっきの無念を晴らすように。
あっという間に液体もなくなり、次に鬼ごっこをしたりかくれんぼをしたりした。2人だけで
隠れる場所も無いような広場なので、すぐに見つけてそこから鬼ごっこに切り替わる“隠れおに”というものに変わり、2人でゲラゲラ笑いながら走り回った。






いつもいつも私と2人だけの休日を過ごさせて可哀相だなと思ったりするけど、どこか懐かしい気持ちになるのは、6年前、休みの日は決まって長男と2人で過ごしていたからだ。
当時、旦那は妻子ある身のくせに独身のような気分で過ごしやがって、休日は自分の為に・気が向けば家族と過ごすような人だった。
自分の為と言っても寝まくるだけなんだけど。

そんな旦那に予定を合わせられないので良く長男と2人で色んな公園行ったな~って。

休日の公園には、家族でピクニックしたりお父さん1人で子供を公園に連れて遊んでる人も沢山いて、凄いな~なんでうちは違うんだろ~なんて切ない気持ちになってたな~って。




色々あったけど、今は、今はね、なんとなく落ち着いたかな~って。
良かった。

平凡が1番


今はね。





(^_-)-☆


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