まんがの描き方 こんな時どうする?-擬音編-
こんにちは、眸(ヒトミ)です。
「同人やろうぜ!」とは、まだ同人誌即売会(イベント)に参加したことがない人、いつか参加したい人に向けて少しでもタメになる情報を提供して即売会への参加を促すnoteです。
私は10年ほど前、専門学校でひたすらマンガを描いていたのですが、講師の方の教えで今でも大切にしている言葉があります。
それは、マンガは絵で伝えるもの ということです。
想い人への思いやそれとは逆に怒りの感情、得体の知れないものへの恐怖、などなど。
「そういうものはキャラの表情や仕草、切り取り方で魅せなさい。
それがマンガのおもしろいところだからね」と言われたのを覚えています。
私の昔の同人誌は独白が多く、キャラの心情なんかをポエミーに吐露しまくっているクセがありました。
当時の好きなマンガにそういうのが多かったのもありますが、実際のところは描写スキルが追い付いておらず「こんな時にどんな仕草をするのかわからないから文字でコマを埋めておこう」という浅はかな考えだったのが理由です。
心情を詩のように綴ることが悪いわけではありませんが、自分の描く『マンガ』としての良さってそこじゃないよな~と思い至り、それからは『独白を入れる(言葉で説明する)前に、もっと伝わりやすい表現はないか』と考えるようになりました。
現在はおかげさまで「眸さんの描く間(ま)が好きです」との声をいただいています。感謝!
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最近の漫画は「擬音」が多い
ところで、最近のマンガって「擬音」が多くないですか?
先にも述べたように、マンガは「絵」で伝えるのが良さだと考えているのですが、ここ最近の、特に韓国などの海外の作品は特に擬音が多いと感じることがあります。
(なにか参考になる画像とか探しておきます。バナー広告とか見てるとホントに多いんだって!)
原因:漫符が海外には伝わらないから?
↑の画像の1コマ目のような、何かに気付く時にピョンと短い線を添えたり、アイデアが思いついたら頭上に豆電球がピカーッ!は古くからディズニー作品でも見ることができたメジャーな、悪く言えば古風な表現とも言えます。
日本のマンガは独自の進化を遂げているらしく、「これってなんのマーク?」と思われることも多いようです。
例えば頬の斜線とか。エ~~~ッ?!
そんな海外では伝わらない符号を説明するために、最近のマンガには擬音が多くなっているのではないでしょうか。
もしかしたら「擬音が多い」と感じている韓国のマンガも独自の漫符が擬音に書き換えられているのかも。
個人的には、発表する場が国内に限られているうちはできる限り絵で表現したいと考えています。
皆さまはどうでしょうか?
その擬音は必要ですか?
それではこの辺で。
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趣味でBL漫画を描いています。BOOTHにて通販もしていますので興味があれば覗いてみてください。すぐにDLして読めるPDF版がおススメです。
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まだまだ拙い動画ですが暇潰しにでも聞いてもらえると嬉しいです。
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