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京都記念は初○○を狙う!?

 先週、先々週と競馬予想をお休みしていたので、久しぶりの競馬になります。今週の重賞は京都記念と共同通信杯の2レース。共同通信杯よりも面白味のありそうな、京都記念のほうを予想していきたいと思います。頭数自体は13頭立てと少なめではありますが、上位人気が崩れそうで面白味アリと判断しました。展開と傾向から今回も本命と対抗を上げていきます。

◎3 ウインマイティー 和田騎手

 現状7番人気。今月いっぱいで定年引退する五十嵐調教師が送り出すウインマイティーは、前走の有馬記念で6着。2走前のエリザベス女王杯こそ16着と大敗したが、3走前の京都大賞典で3着と牡馬一線級相手でもヒケを取らない実力の持ち主。阪神競馬場では4走前のマーメイドSで重賞初制覇を飾り、もう1勝が3歳春の忘れな草賞。どちらも内回り10ハロンで、1ハロン延びても同じ内回りなら適性は高いとみていい。同競馬場同距離で行われるエリザベス女王杯には2回出走して、2回とも大敗しているのが人気を落としている要因だろうが、開幕1週目の馬場であれば逃げ・先行が圧倒的に有利。逃げ馬が今回3頭もおり、3枠の位置であればその後ろで追走できる良い位置に入れる。内で脚を溜めてマーメイドステークス同様の競馬ができれば勝機はあるとみた!

○9 キラーアビリティ ムルザバエフ騎手

 現状3番人気。このレースと非常に相性の良いディープインパクト産駒の1頭。2歳時にホープフルステークスを制してGⅠウィナーとなったが、その後は勝利から遠ざかった。前走で4戦ぶりの勝利。ホープフルステークスを勝っており、阪神の内回りは問題ないと思います。春のGⅠを狙っているとのコメントもあったので、ここでは弾みとなるような結果を出したいところ。前走に続いて重賞連勝すれば、春GⅠに向けて視界良好となる。同期のドウデュースとは斤量2㎏の差があるので、ここはこのアドバンテージを活かして好走を期待したい。

 京都記念は昨年こそ荒れましたが、一昨年以前はおおむね1番人気~6番人気が馬券に絡むレースです。現状1番人気ドウデュースは馬券内は海外帰り初戦で、このあとはドバイを予定している。逃げ先行有利なこのレースで、追い込み競馬のドウデュースがどこまで通用するのか。ここはドバイに向けての叩きと考えると、ここを標準に調整しているとは考えにくいので、3着または着外になんてこともあるかもしれない。人気的には抜けているが、ここは馬券妙味から軽視したい。2番人気のエフフォーリアは、一昨年の有馬記念を勝利してから人気を背負うものの結果が残せずにいるため、復活が期待されている。エピファネイア産駒は若い時期は活躍するが、歳を重ねると成績が振るわないイメージがあります。年度代表馬にもなった馬なので、地力は上位と考えれますがこちらも馬券妙味より軽視したい。ほかに気になる馬は、ドウデュースの同期でもあるマテンロウレオ。前走は後ろからのレースとなったが、普段は中団で待機する競馬。1枠なので内で脚を溜めるにはもってこい。横山典弘騎手なので最後方ポツンにならないか気がかりではある…。逃げ馬の中ではユニコーンライオンに期待するが、思っていた以上に人気していますね。ほかケガから復帰した池添騎手がのるプラダリア、阪神競馬場で連勝中のインプレス。ともに末脚勝負となれば面白いが、後ろからになりそうなのでここは抑えまで。
 今回の馬券はウインマイティーとキラーアビリティから点数を絞った3連系の馬券を買いたいと思います。ウインマイティーはここで重賞勝利して五十嵐調教師の定年に華を持たせたいところ。ウインマイティー自身も、GⅢ止まりではなく、GⅡ初勝利を期待したい。

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