現状３番人気。２戦２勝でともに逃げて勝っている。負け知らず出迎える３戦目は、逃げ馬の多いメンバーとなった。前走逃げた馬が５～６頭いる中で、この馬がどの位置にとりつくかが問題となりそう。土曜日の雨が残り馬場は重馬場となっており、これまでのレースを見ても前残り傾向。調教師は「折り合いは問題ないので、できれば控える競馬も見てみたい」とのコメントもあり、「逃げ」以外の選択肢もにおわせていた。もしかすると控える可能性もあるかもしれない。いずれにせよ先行勢の中では実力最上位とみて、無傷の３連勝を期待したい。

　現状８番人気。デビューから２戦は1800mで２連続の４着。距離をマイルに絞り、今度は２連続の３着と好走し、中山芝1600mで２連勝を飾った。早い時計が出る開催だったとはいえ、前走1勝クラスの中山芝1600m1分33秒9は同日の古馬2勝クラスと0秒3差。前が潰れるペースを直線残り200mで先頭に立ち、押し切ったレースぶりは秀逸だった。今回は【３．２．０．７】と過去10年で5連対を誇る1枠。自身も２走前には１枠からインで脚を温存し、鮮やかに差し切った経験があり、不安視される距離延長もカバーできる。戸崎圭太騎手がセブンマジシャンに騎乗のため乗り替わり。なんとなくだが戸崎騎手が選ばなかった馬が好走するという印象がある。前日のフラワーカップでは８番人気を２着に持ってこさせた津村騎手の手腕に期待したい。