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阪神ジュベナイルフィリーズは初○○を狙う!?

 先週のチャンピオンズカップは本命馬ジュンライトボルトが見事優勝!もう1頭テーオーケインズも本命にしていましたが、こちらは4着。馬券では、テーオーケインズの馬体減が気になり紐にしたところ、3連複フォーメーションが大当たり!とはいっても大勝ちといえるような配当ではありませんでしたが、フォーメーション14点で万馬券が取れたので御の字です。今日はお出かけする都合もあり、やや手短になりますが2歳牝馬のGⅠレースである阪神ジュベナイルフィリーズを、今回も過去の傾向から展開を予想していきたいと思います。

 阪神ジュベナイルフィリーズは阪神1600m芝。外回りコースを使用しており直線が約474mと長く、中山競馬場に次ぐ勾配のキツさを誇る急坂があるのが大きな特徴。そのため、差し・追込が決まりやすい。スタートからコーナーまでの距離は長め。3~4コーナー区間を走る距離が長く、枠順の有利差が無いコース形態だが、実際は外枠が圧倒的に好走傾向。一般的に、阪神競馬場は馬場が荒れて時計の掛かる馬場になる事が多い。内枠の馬が、より傷みやすい内側を走る。また、4コーナー途中からの下り坂を活かしての追い込み策が、外枠の馬の方がより有効と言った理由が挙げられる。
 今回のメンバー構成的に、ハナを主張する馬は枠を活かしてサンティーテソーロ、イティネラートル、リバーラといったところか。その後ろの先行集団はシンリョクカ、アルマデローザ、モリアーナ、ハウピア、エイムインライフ、ドゥアイズ、ムーンブローブ。中団にはキタウイング、ミスヨコハマ、リバティアイランド、ミシシッピテソーロが続く形になりそう。後方にはブトンドール、出遅れ癖のあるウンブライルやラヴェルが脚を貯めて直線勝負に徹するような展開になりそう。前目の馬が多いが、最初のコーナーまで長いためポジション争いは厳しくはならなそう。先行したい馬が多いので隊列はやや長めになるかもしれない。ペースはミドルペースになるのではないだろか。土曜日の阪神競馬場では勝ち馬はほぼ逃げ馬だった。今日もその傾向があるのであれば、前目の馬から狙うのがよさそうだ。今回は逃げ・先行勢の馬で展開利のある馬を狙っていきたい。

◎5 モリアーナ 武藤騎手

 現状2番人気。2戦2勝でここまで負け知らず。勝った2戦ともタイムは特別速いわけではないが、着差をつけての快勝。今回は間隔をあけての初めての挑戦になるが、陣営はここに向けてのもの調整なのでプラスととらえます。阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬は、アルテミスステークスかファンタジーステークスからで10年のうち8頭出ているので、そこから狙うのが本来セオリーではあるが、今回はそのデータを敢えて無視した。アルテミスステークスの勝ち馬であるラヴェルは大外枠、ファンタジーステークスの勝ち馬のリバーラは、前走10人気となっており、阪神ジュベナイルフィリーズで前走10人気が来たことがなく、ここではどちらも勝ち切るのは難しいと考え評価を下げ。アルテミスステークスの2着馬である、リバティアイランドは強い馬ではあるが、前走同様に馬郡を捌けずにいると着外なんてこともありえるんじゃないだろうか。展開利的にも先行出来て内枠をとれたモリアーナに分があると考え、今回は本命とした。

 ほかに気になる馬としては、やはり内枠を活かした逃げができそうなサンティーテソーロ。新馬戦では先行するも3着で終わったが、前走・前々走は逃げて快勝。阪神競馬場同様に直線に急坂のある中山競馬場で勝っているの推せる材料だ。5番人気とそこまでの人気にはなっていないので狙ってみたい。また評価を落としたもののアルテミスステークスの勝ち馬であるラヴェルは3番手には評価したい。大外枠がこの馬にとって有利ではないため、勝ち切るのは難しいが、リバティアイランドを抑えて勝った前走の末脚を考えると、最後の直線で突っ込んでくることも考えられる。
 今年は丸田騎手、横山和騎手、荻野極騎手、坂井騎手、石川騎手の5人がGⅠ初制覇を果たした。初GⅠ制覇がトレンドと言っていい年だろう。今回は武藤騎手の番になるかもしれない。モリアーナと武藤騎手、そして武藤調教師の初GⅠ制覇に期待したい。

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