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行ってみたくなる旅の記録がたくさん集まりました。お題企画「#わたしの旅行記」の受賞者を発表します!

人気旅メディア「ことりっぷ」とコラボし、みなさんの旅の記録を募集したお題企画「#わたしの旅行記」の応募期間中(4/26〜6/4)には、10,292件もの投稿が集まりました。たくさんのご応募をありがとうございます。

一度はみてみたい海外の絶景の思い出や、オリジナルなコンセプトをもった旅など、さまざまな応募作品が集まっていますので、こちらからぜひご覧ください。

選考の結果、次の10名の受賞が決まりました。それぞれの視点での多様な作品が集まったので、当初の賞の形式から変更し、大賞のほか6つの賞を設け、表彰することにいたしました。

受賞者の作品はすべてWebメディア「ことりっぷ」に掲載されます。また、執筆や撮影などの仕事のご依頼をする場合がございます。


受賞者

大賞

Megumi Sekine 関根 愛さん
作品:「尾道日記」シリーズ

<ことりっぷからの選評>
尾道を舞台にした物語に入りこんだような文章に思わず、次の展開が気になる自分がいました。尾道の描写と尾道への感情が、交互に展開され、4年ぶりの尾道への思いがひしひしと静かに伝わってきます。続く旅行記の「ごはん」と「ねこ」と「家」の写真は、演出しない写真と色みが、書き手の方の人柄もつたわってくるようで素敵です。何よりも臨場感のある尾道「ごはん」がおいしそう♪

オリジナル視点賞 入賞(五十音順)

作者固有のオリジナルな視点や切り口が光る作品に贈られます。

駄以介さん
作品:僕の旅の目的 #2 『素敵な図書館で素敵な本と出会う』

<ことりっぷからの選評>
じつは日本全国に増えてきている、建築や空間設計にこだわったすてきな図書館。ただ図書館をめぐるだけではなく、そこにある本を通じて "読みたいという自分の気持ちに出会"ったり、"図書館に行ってみてから街をみて周"ったり、図書館に行くのがすきな駄以介さんならではの、旅を楽しむヒントが詰め込まれています。

miiさん
作品:はじめまして、淡路島。

<ことりっぷからの選評>
「キラキラした木漏れ日」「お目当てのスポットまでの道のり」「お部屋に広がる香り」など、ゆったりとした時間のながれの中で、感性がよろこぶ瞬間がていねいに伝わる旅行記でした。緑と青が美しい淡路島で、都会の喧騒を離れたスローな旅がしたくなります。

海外旅行記賞 入賞

特に魅力的な海外旅行の作品に贈られます。

ま ろ の 旅 日 記 ✎*さん
作品:トルコの"カッパドキアの気球"。 夢が叶った思い出の景色。

<ことりっぷからの選評>
"カッパドキアの気球"を心から楽しみにしていて、憧れの景色を目の当たりにしたときの感動がありありと伝わってきました♪時間とともにかわる絶景を堪能するようすや、現地の方とのほっこりエピソードなど、海外ひとり旅の緊張を乗り越えて充実した体験が満載。夢が叶って、本当によかったです!

写真賞 入賞

特に写真が魅力的な作品に贈られます。

Yuriさん
作品:絵本のような世界を旅して#9 〜Tシャツアート展〜

<ことりっぷからの選評>
ふわりと風になびく白いTシャツと、海辺ならではの光を、気持ちよくとらえた写真の数々。3時間におよぶ撮影のなかで、Yuriさんオリジナルの細やかな視点が光ります。おすすめの時間帯やイベントの情報を丁寧に残してくださっているのも、嬉しいポイント。

たてもの賞 入賞(五十音順)

特に魅力的なたてものの紹介に特化した作品に贈られます。

市野 真愉 mayu ichinoさん
作品:東京お散歩日記#20(東京都庭園美術館)

<ことりっぷからの選評>
空間や内装美にうっとりする東京都庭園美術館の魅力が、余すところなく伝わる旅行記です。部屋ごとにほんの少しずつ異なる空気感を感じたり、使用されていた当時の様子を想像しながら歩みを進めてみたり、美術館の楽しみ方が広がります。作品リストのペンギン三羽の歓迎には、思わずクスッと笑みがこぼれました♪

Lysさん
作品:関門海峡をのぞむ門司港ホテルへ。

<ことりっぷからの選評>
「ゆっくりとカーブしたような鮫のような造りの外観」「港感を感じさせる客室」「水色の窓枠」など、内装デザインや設計のお仕事をされているLysさんならではの視点で、ホテルの魅力がぐっと引き立ちます。すてきなスケッチを添えたクラシックなホテルめぐりの記事を、もっと見たくなりました。

モデルコース賞 入賞(五十音順)

特に魅力的なモデルコースを紹介している作品に贈られます。

小林繭子さん
作品:暮らす人たちに出会う旅(徳島県美馬市)

<ことりっぷからの選評>
季節を感じる自然や、現地の方との会話やその場で感じる欲求に導かれ、小林繭子さんならではの美馬市での過ごし方が伝わってきます。偶然の発見や新しい出会いは、やっぱり旅行の醍醐味ですね。

西岡正三さん
作品:圧倒的な新緑を見に行く〜岐阜県郡上市八幡町。

<ことりっぷからの選評>
「紺地に白抜きの駅名表示」「木造の階段」「豆バスや居酒屋で交わされる会話」「人知れず働く踏切」「夏を控えた城下町の佇まい」など、郡上八幡への愛情がてんこもりの旅行記。"まるでおとぎ話の世界に迷い込んだような気分にさせてくれる街"郡上八幡の、西岡さんが通ったコースをたどりたくなります。

ユニーク賞 入賞

ユニークな切り口の、心おどる魅力的な作品に贈られます。

穀雨さん
作品:つちのこさんぽ

<ことりっぷからの選評>
ユニークな切り口の、なんともワクワクする旅行記。想像以上の現地の熱量を丁寧にとらえた写真から、穀雨さんご自身の高鳴りを感じながら、編集部員も興奮気味に記事を拝見しました...♪来年の捜索隊のレポートは、今からとても楽しみです!

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ほかの投稿作品についても、以下URLよりぜひご覧ください。


審査員より

みなさまの「旅行記」を楽しく拝見させていただきました。

当然一人として同じ旅はなく、同じ感情はなく、すべての投稿に必ずその場で感じた思い、またそれ以上の五感すべてで受け止めた感動などが文章と写真で伝わってくるものばかりでした。

「わたし」の旅行記ではあるものの、臨場感あふれる写真と文章は自分だけでなく、その場所で感じた思いをみなに届けたいとの一途な思いからくるものだと思います。

旅での体験は、自分の力にもなれば、また友人知人だけでなく、それを聞いて読んだ人の、人生さえ変えてしまうほどの、ドキュメンタリーになってしまう。

我々ことりっぷでは、声は大きくないけど、旅の良さをそっと伝えるメディアとしての自覚を持ってはいたものの、あらためて「#わたしの旅行記」を拝見し、責任の重大さにきづかされました。

今後もみなさまより半歩前を歩きながら、旅のあらたな楽しみ方や視点を提案していかないと…、身を引き締めたところです。

今後機会をいただけるのであれば、「わたしの旅行記」第二弾を私自身が待ち望んでおります。(ことりっぷ編集長 中山優子)


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