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コミティア131 出張編集部に行って来た

2018年より二人組で創作活動をしてきたヒヨコレコード(以下ヒヨレコ)

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平成を駆け抜けた昭和生まれの2人。そして現在令和。
それなりに歳を重ねていながら、人生初の漫画制作、同人誌制作即売、初作品を出張編集部へ持ち込みをしてきた。その時に感じた事や、出張編集部への持ち込みを躊躇っている方へ、少しでも後押しできるメモ書きを記しておく。
あくまでゆんた個人が勝手に感じた事であり全て断定してる訳ではないし、皆さんに偉そうに語って居るわけではない。個人メモとして読んでほしい

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商業誌デビューを志している人はもちろん
趣味の範囲で漫画を描いている人にも、様々な漫画のテクニックを教えてくれる。上達したいという高い向上心がある人は是非見て貰うと良い。

その前に様々な不安を抱えている方々

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大丈夫。大体の事は心配ない。

出張編集部は様々な出版社、様々なコミック誌ごとにテーブルが設置されている。100誌くらい。

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自分の漫画がジャンル的に合いそうな編集部で見て貰うといいと思うが
大体、広く見て貰える感じがしたのでどこでもいいのかも知れない。
雑誌に相応しいかというより作品そのもののストーリー展開
構成だったり画力や表現などを評価をしてくれる。

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こんなケースもあったし何でもいいんだろう。どんどん見せよう。

今回の持ち込みアイテムは初めて本にした『ナナツのヒカリ』
本編72ページ

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漫画編集者といえば持ち込み作家にボロクソにダメ出しをする先入観があるが、どの方もとても丁寧で言葉の暴力はない。
改善や改変が必要な部分はもちろん指摘はされる。図星で痛かったりも、もちろんするのだが、とても建設的で作品がよりよくなるアドバイスをして頂いた。褒めてくれる部分もあり、有り難い。

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指摘されると自分の表現力、画力、構成能力、あらゆる面での力不足を思い知らされて、恥ずかしかったり、凹む事もあるが、それでも言われた事は尽くごもっともなのだ。今後も作品を作っていく上でどれも貴重な意見。悔しいけど、どんどん糧にしていくのだ。

というか、全体的に優しいとは思ったが、コミティアでの持ち込み会と直接出版社に出向いた場合と、かなり状況が違うのだろうなと思った。

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だから、コミティア会場での編集部はネームの状態だって見てくれる。
(自分はネームだけの場合、画力も絵のタッチも細かい表現能力も見れないので、初めましての人の場合、判断材料にはならないと思っていたが。)

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ネーム状態での持ち込みはとても多かった。練っている作品があればペン入れする前にまとめ方のヒントをくれるはず。これは大きなメリットだと思う。昨今ではネームだけ提供する原作者も増えているので、ネームのみの受け入れも許容されているのだろうか。
とにかくペン入れ前にアドバイスを貰えるのはとても効率的なのだ。自分らも次回までに何本かネームを仕込んでいきたいところ(時間が…)

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コミティア出張編集部の最大のメリットは、やはり一度に複数の出版社、編集部に見て貰える事だ。指摘慣れ、人慣れをする事も、作品作りには欠かせない事。勇気を振り絞ってアタックしてみよう。

プロを目指す人はさらなるコメントを引き出そう。
目当ての編集部に評価して貰い、連載作家になりたいのなら強い熱意を込めた質問をするのだ。なんせ、多数の編集部が同時に集結しているのだ。この状況では作家の本命がどこなのか編集者にはわからないのだ。

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すると、基本的なアドバイスだけでなく、作品として以上に、「商品」として耐えうるもの、大衆受けを狙った改善点を提案してくれる。

だからと言って「自由で好き勝手で自己満足に作った作品」を否定したりはしない。商業では「そうもいかない」部分について、自由な発想や表現のアウトプットの出来は素直に褒めてくれるし共感をしてくれる。編集部の人のコメントは同人を続ける人にとってもモチベーションに繋がる良い言葉が多かったように思う。

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全体的にそんな感じ。
指摘されて力不足を思い知った事は確かではあるが、編集の方はどんなに拙い作品でも、しっかり「内容を理解しようとしながら読み込み」「具体的な問題点や改善点を提示」してくれる。

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仕事とはいえ、頭の切れる人たちばかりで凄いと同時に、素人作品を理解してくれている事に感謝が尽きない。言われた事は素直に受け入れ自分なりに咀嚼し、今後の作品創りのヒントにしていきたい。
ある程度参考にして、ある程度鵜呑みにしすぎないのがきっと丁度いいのだ。

さて、あとは5誌編集部の具体的なレポを描いていきたい。つづく。と思う。



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