【はじめに】

こんにちは、アメリカのIT企業でファイナンスの仕事をしているクレアです。

このnoteは、英語を使って仕事をしたい、外資系企業や海外で働きたい、けれどビジネス英語の経験がなくて不安‥そんな方に向けたものです。

実はわたし自身も、日本で外資系企業に勤務するまでビジネス英語の経験はおろか、英語を使った経験もほとんどありませんでした。

そんなわたしが、27歳のとき突然米系IT企業に転職することになり、日系企業とのカルチャーのちがい、英語でのメールやチャットのやり取り、英語で行われる会議などに長らく苦戦することとなります。

日本の外資系企業には、ネイティブ並みの帰国子女、海外の大学を卒業している人、外資系企業での勤務歴が長い人‥など英語が得意な人が多数派を占めます。

わたしのように、帰国子女でもなく日本の大学を出て、英語で仕事をした経験もないというタイプはむしろ少数派なのではないでしょうか。
その後ひょんなことからアメリカ本社で勤務することになるわけですが、渡米後8年経ち、今もなんとかアメリカ企業で生き残っています。

このnoteでは、そんなわたしと同じようにビジネス英語に自信のない方が外資系企業・海外勤務でサバイブしていくのに有用なフレーズ、イディオム等をまとめました。

慶應大学を卒業しているわたし、人並みに教科書英語を勉強してきた自負はありますが、ビジネスで使われている決まったフレーズというのはそれとはまた違ったものでした。
TOEIC対策のためにたくさんの単語を覚えた経験もありますが、単語ばかりたくさん覚えてもビジネス英会話は成りたちません。

しかし、逆に言うとビジネス英語特有の決まった言いまわしを使いこなせるようにさえなれば、ビジネス英会話は飛躍的に上達します。

決まった型を覚えてしまえば、質問がうまくできない、話が続かない、OkとThank youしか言えない‥なんてことはなくなるでしょう。

多くの単語や表現を必要とする仕事以外の日常会話、雑談、映画や歌詞の聞きとりなどに比べて、ビジネス英会話はある意味やさしいです。
「英会話」ではなく「ビジネス英会話」にフォーカスすることでぐっと難易度がさがるのです。

すでに英語で仕事をされている方には常識であることが多く含まれていますので、そういった方のご購入はおすすめしません。

わたし自身が入社当時に習得しておきたかったと思うものを厳選しており、英語で仕事をしたいけれど経験がないという方に役に立つ内容になっています。
単語自体は簡単なものばかりなので、これらのフレーズを何度も練習して体にしみこませてください。

必ずや、あなたの新たな挑戦の助けとなってくれるはずです。

対象：ビジネス英語初心者

目次：
【はじめに】
【ビジネス英会話に挑戦する必要性】
【会話・会議をスムーズに進める言い回し】
【自然な質問・依頼のしかた】
【自分の意見を述べる、話を切り出す】
【相づち・賛成を表す便利な言い回し】
【うまく知ったかぶる】
【Letを使った便利な言い回し】
【Asを使った便利な言い回し】
【ビジネスでよく使うイディオム・句動詞】
【覚えておきたい言い回し、便利な構文】
【まとめ】