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12歳のわたしへ

連休に小学校の同窓会を開催しました。
"開催しました"なので、柄にもなく幹事をしました。


久しぶりに卒業文春を読み返したら
やたら具体的かつ、なんだか自信なさげで
笑ってしまいました。

将来の夢について綴られていたのですが、



「自分には向いていないなぁと思ったけど
やっぱりやりたいと思った」

とか、

「なれなくても資格はとりたい」


なんだかふわふわしていますね(笑)


そして具体的に書いてある部分を現在の自分と照らし合わせながら

当時のわたしへ手紙を書きます。



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12歳のわたしへ


【12歳のわたしが思い描いた未来】
・公立高校に合格
・20〜25歳でいい人をみつけて結婚
・庭付きの一戸建てに住む
・車を所有
・犬を飼っている
・職業 デザイナー

【29歳の私】
・滑り止めの私立高校に進学
・29歳独身
・1K6畳のアパート
・庭なし(なんならベランダもない)
・車なし(ペーパードライバー)
・ペット、同居人なし
・職業 会社員(事務)


がっかりしたかな?

こんな夢書かなきゃよかったって後悔したかな?


でもどうかがっかりしないで欲しい。

私は幸せだから。

成長したね、一皮剥けたね
なんて言ってもらえて
たくさんありがとうって言われて。
私は幸せだから。

小さい頃の写真はあまり笑っていなくて
ブスッとしてるけど
今はほうれい線がくっきりするくらい笑ってる写真がたくさんあるよ。

前は自分の笑顔が好きになれなかったけど、
笑顔を褒められることも増えて
前より好きになれた気がするよ。

私は私の幸せを掴むから安心してね。

自信がなかったんだよね、
やりたいことをやりたいって言うのが恥ずかしかったんだよね。
またがっかりしちゃうかもしれないけど、
それは今も変わらないの。

でも自信なんてなくてもいいって
思える自分になれて、生きやすくなったんだよ!

だから安心してね。


最後に、

今一緒に遊んでいる友達は何十年後も

つながりの切れない関係になっているから大切にね。


                         29歳の私より。


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