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2024年1月チェロレッスン① "ドラえもんの方がうまい" の巻

右手親指の魚の目もすっかりキレイになくなりまして、ついでにタコになっていた厚い皮も剥けて、つるんとした親指で今年のレッスンが始まりました。

スケールのE durは、ルートのEを感じながら音をとる練習が課題。
どうやら私がそのまま弾くと、暗くなりがちのようなのです。
先生にEを弾いてもらいながらロングトーンでスケールを弾くと、キレイに音程が嵌り、気持ちいいです。
これって平均律と純正律の違いなのでしょうか。

次回先生に訊いてみよう。

という課題は残りつつ、個人的にはヴィブラートがほんの少しだけ進歩しているかも?という感触ありです。

次はドッツァウアーの23番。
1回でクリアしたくてゆったりしたテンポで練習したのですが、先生の前ではテンポのBPMが10〜15くらい上がっていた気がします。

当然、練習の成果は全然出ず。

弓の使い方などレクチャーを受けまして、次のレッスンでは、私が練習していたよりBPM30近く上げて弾けるようにしましょう、ということになりました😅。

レッスンを復習して頑張るのみ!


続いて、ヴィヴァルディの変奏曲は最後の2曲を前回に引き続き。

16分音符のパッセージのアップダウンのボウイングで音がばらついたり、1弦とばした移弦では弓が間に合わずキレイに発音できなかったり。

色々教えをいただいた後、先生が
「ドラえもん握り(ぐー👊の形で弓を持つ)でも、やればできるかも」
とご自分で弾かれたので、私も試してみると、すんなりキレイに整った音が…。

私「ありゃ、ドラえもんの方が上手いっ😅」

と、ついつい大爆笑😆。

先生も釣られて大笑い。

そのあと、先生は
「まあ、普通は手首や腕を色々動かすわけですからねえ」
とフォローして頂くのですが、
「いやいやフォローは大丈夫ですよ」

実際そういうことなんですよね。

肘の位置を知らず知らずのうちに固定してしまって、手首メインで移弦したり速いパッセージを弾いたりすると、弦に当たる弓の角度も変わるし音にばらつきがでてしまうので、移弦の際は、肘の高さを変えて重さが均等に掛かるようにする、ということで。

これ、意識しなくても普通にやっている方はたくさんいらっしゃると思うのですが、私は意識して身体に馴染ませないとダメなようです。

まあ、それは才能のなさということで諦めるとして…。

その代わり、それを実践すると、格段に滑らかで均一なフレーズになるので、これは練習のし甲斐があるというもの。

ドラえもん、すぐに追いつくから待っててくれよ!

というわけで、今年もいつも通りレッスンが始まったのでした♪

この一年でどこまでいけるのかな。
期待しすぎず、自分に期待したいと思います。


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