見出し画像

第三話  お菓子の国のティータイム

爽やかな風が吹く五月の末頃。スイートツリーハウスに手紙が届きました。

『パフェ様へ  今度、学校でお茶会を開くことになりました。ぜひ、ご参加ください。家族、友人、大歓迎です。日時は、5月31日 1時~3時となっております。ご参加いただくとき、何かお菓子を持ってきてもらえると幸いです。     スイーツ学園より』


「「な、何それー!!!」」

いちごとスピカは、目をキラキラさせて言いました。

「こういうのが、学校で年に一度開かれるみたい・・・私もよくわかんないけど。」

「ねえ?『友人大歓迎』だってよ??」

「お願い、お茶会に連れてってよ!!」

スピカといちごは、声を合わせて言いました。

「・・・わ、分かった分かった!!一緒に行こう!!」

「「やったー!!!」」

こうして三人は、お菓子の国でのお茶会に参加することになりました。

**********

「あ、お菓子を持って行かないといけないみたい!!」

スピカが言いました。

「何のお菓子が良いかな?いちご、スピカ、いい案ある?」

「どうせなら、スピカが知ってるお菓子の方が楽しめると思うけど・・・」

「だったら、ドーナツが良い!!パフェがお菓子の国に行ってる間に、いちごと一緒に食べたんだ!!美味しくて、最高だったよ!!!」

「よーし、お茶会には、ドーナツを持って行くことにしよう!!」

**********

そして、三人はたくさんドーナツを作り上げました。

「これで20個!!何人来るか分らないけど、これだけあれば十分でしょ!!」

「はー・・・疲れた・・・」

パフェといちごが言いました。

「よし、これで明後日のお茶会の準備は完璧だね!!」

ドーナツを冷蔵庫に入れ、いちごとスピカは家に帰りました。


~三日後~

「「「待ちに待った、お茶会だー!!」」」

「よーし、パフェの部屋のドアから、お菓子の国に行けるんだよ!行こ!!」

「いちご、パフェ、待ってよ~!!」

三人は部屋へと走って行きました。さあ、出発です!!

「「「レッツゴー!!」」」



続く!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?