療養

適応障害の診断を受けて取得した傷病休暇の期限がまもなく終わる。
主治医はもう少し加療が必要だから延長しようと言う。
長年の勤労生活を、リフレッシュするにはまだ期間が短いと。
その言葉に同意するとともに救われた。
日常生活において急な不安に襲われたりすることはほとんど無くなったのだが、復職のことを考えると強い不安に襲われる。
長い期間離れているのだから当たり前の不安だとは思うのだけれど、同じ環境に復職したのでは、また同じことを繰り返すだろうという不安が強い。

そういうこともあり、復職したいという気持ちが今のところほとんど湧いていない。
これ以上の延長は休暇から休職になるが、私にとっては別にどちらでも良い。
やりかけていた事を片付けて以降、目標にしていた"面倒"な事には何も取り掛かれていない。
自分がしたかった"旅”はすることが出来たので良かったのだけれど、まだ足りないこともある。
せっかく療養を続けるのであれば、"面倒"な事にもしっかり手をつけて悔いのない生活にしたい。
しかしこういう気負いが、心の病気には余計だったりする。

頭を整理しようと文章を書き出したけれど、余計な事も考えてしまったみたいだ。
深く考えるのはやめて、もう少し療養生活で脳みそを溶かそう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?