大金持ちでもイケメンでもないのにモテ続ける男の唯一の特徴
モテとは何かは後述するが、真っ先にその唯一の特徴について述べる。
それは、相手の他人からこう思われたいという願望に気付き、相手をその自分でいさせてあげる能力が高い、ということである。
つまり、現実といくら乖離していようが、理想の自分でいられる、或いは、さも理想の自分に自分はなったのだと勘違いさせてくれる相手と、人は一緒にいたいと思うため、モテる。
実はこの能力はビジネスにおいてでも、同性同士での信頼獲得の場面でも不可欠な能力なのではないかと考えており、この特徴を持つモテ続ける男は、同性からのさし飲み指名も多い。
しかもその相手も、要職についている人物やただの同僚、先輩・後輩などと立場も幅広く、その人がいかに他人に居心地の良さを提供するのが上手いかが垣間見える。
これは別名、ホスト力と言っても良いのかもしれない。ホストに通い詰める知人がいないため内心は分からないが、ガチ恋に至る前に、彼女らは、他人、或いは男からこう見られたい自分、という願望を満たされており、それがどこかのタイミングで恋に変わるのではないかと考えている。もしくは、それが恋ではなく、そうさせてくれる、気持ちよくさせてくれる男を自分だけのものにしたいという執着であるのかもしれないが、いずれにしても、こうしてハマっていくのではないか、と。
つまるところ、相手が他人からこう見られたい、という願望にいかに迅速に気が付き、あなたはこういう人ですよね、と相手に伝えられるかがモテの鍵となってくる。
その方法は、やはり、相手に自分のことを語らせるというのが最も無難であり効果的であると考える。
聞き上手がモテるとは言い尽くされているが、実は聞き上手であることは、モテの一要素でしかなく、ただ話を聞いてくれる便利な人で終わるのか、話を聞いてくれて気持ちよくさせてくれる魅力的な人になるのかは、その後の、「あなたってこういう人ですよね」という一言にかかっているのではないだろうか。
そう考えると、ある意味で、これは占い師のお家芸なのかもしれないし、宗教家の特技なのかもしれない。
であればこそ、異性だけではなく同性からも依存されたり、好かれたりするのも納得がいく。これは全人類が身につけるべき、人たらし力の最重要要素なのかもしれない。
最後にモテとは何かを考えてみる。
モテにはいくつか種類があると思っていて、
他人から異性として愛される
他人から人として愛される
他人から愛以外の利害関係で愛される
大きくこの3つに分類できると仮定して、他人とはしているが別に異性であっても同性であっても構わない。
①は分かりやすく、恋愛対象として、或いは、シンプルに、異性として好かれている。②は、要はこの人に抱かれたいとは思っていないが、好かれている。③は男女関係で言えばセフレ、ソフレ、など、◯◯フレンドとか、◯◯以上◯◯未満などの関係を想定しており、一般的な例で言えばビジネスパートナーなどを想定している。
モテ続けるというのことなので、①〜③の全てを同時に、或いは、いずれかを常に満たしている状態、これがモテ続けるということだと考える。
この人たらし力、もしくはホスト力はどれを満たす上でも、イケメンであることより、大金持ちであることより重要であると考えている。なぜならば、所詮人は、自分が1番かわいい存在であるため、自分は自分が思っている通りの人間であると思わせてくれる他人と一緒にいることが、かわいい自分を守る上で安心安全だからである。
と、最後雑なんだが、要点は分かってくれたと信じています。
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