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2019シーズンの松本山雅チーム編成②

その1ではチーム全体のバランスを見ましたが、その2は新加入選手の特徴を見ていきます


レアンドロ ペレイラ :190cm/76kg

評判:万能型のFW。一番の強みはヘディングでボールを収めたり左右どちらの足でも巧みにシュートを打てる技術もある。

なかなか情報の少ない選手でどの程度の実力なのか分からないがブラジルの1部リーグで得点ランク5位との情報もある。他の海外クラブからもオファーがあった中で山雅を選んでくれた。


エドゥアルド

評判:高さ、強さ、上手さと三拍子そろっていて、精度のいいロングキックを持っている。

川崎から完全移籍のエドゥアルドは左利きのCBで希少価値が高い。左のCBはエドゥアルドと浦田がレギュラー争いをすることになるが特徴が異なり守備力ならエドゥアルドの方が上だろう。


塚川 孝輝

評判:CB、ボランチ、IHと複数のポジションの経験あり、フィジカルもかなり強くてボール奪える。身長も184cmと中盤にしては大きくセットプレーなどで攻守共に活躍が期待される。年一レベルだがゴラッソミドルも持っている

岡山から加入の塚川。大卒2年目ながらスタメンを確保し、惜しまれながらも山雅への移籍を決断した。CBもできるようだがボランチが本職。平均点の高い選手で岩間の後継者と言えるだろう


杉本 太郎

評判:小柄だが俊敏性を生かした縦に積極的に仕掛けるドリブルが魅力。味方との距離感が近い方が活きるタイプで球離れの良いプレーとショートパスの連続性の中で最も持ち味を発揮する。

地上戦の鬼、というのが第一印象。タイプとしてはセルジーニョや町田と近いものがあり、彼らのコンビネーションが期待される


米原 秀亮

評判:相手の攻撃の芽を摘む潰しと長短の正確なパスが持ち味。184㎝の大型ボランチでCBも出来る。貴重な左利きの選手でゲームを組み立てる能力に長けている。去年は熊本で高卒2年目ながらアンカーの位置で起用されて攻守の軸になっていた。

塚川と似た評判の米原だが高卒でJリーグ入りしたため20歳と若い。まだ経験の浅い選手だがこれからの伸び代は計り知れない


田中 謙吾:186cm/78kg

評判:シュートストップに定評のあるGK。

長野パルセイロから移籍してきた田中謙吾。残念ながら情報が少なくあまり書くことがない。


町田 也真人

評判:テクニックがあって攻撃的なセンスにあふれた選手。豊富な運動量は大きな武器でスプリント回数はトップクラスの数値を叩き出す。2017年の「90分あたりのスルーパスの本数」がJ2で11位だった

千葉から移籍の町田(地名ばかりでややこしい)。これまで千葉一筋だったがJ1へのチャレンジを理由に移籍を決意した。センスと運動量が特徴で能力的には工藤浩平が近いだろう。チャンスメイクだけでなくフィニッシュワークにも期待したい


溝渕 雄志

評判:試合終盤でも落ちない豊富なスタミナと前への推進力が持ち味。対人守備やアジリティーは高く積極的なプレーが多い。仕掛けて剥がすことができるがクロス精度は当たり外れあり。

慶応大で宮地と同期の溝渕は千葉からレンタル移籍。評判からはゴリゴリした印象。


高橋 諒:171cm/68kg

評判:ハードワークやドリブルでの仕掛けが特長で主戦場の左サイドでピッチを上下動し、利き足の左足だけでなく右足の精度も高いサイドアタッカー。

石原と下川の移籍で真っ新からスタートの左WBの有力選手。高橋が怪我などで出場できない場合は那須川1人でなんとかしなくてならず不安が募る。なんとか1年頑張って欲しい。


服部 康平

評判:188cmの長身を生かしたストロングヘッダー。栃木ではCBとして出場経験を重ねていたが、以前の本職はFW。

反町監督曰く、J2トップの空中戦マスター。とにかく跳ね返すことに特化したCBで飯田の後釜を狙う。


榎本 樹:186cm/73kg

評判:第96回高校サッカー選手権決勝では決勝点を決めて、前橋育英高を初優勝に導いた成長著しいストライカー。186cmの高さを武器に、空中戦で圧倒的な強さを誇る。中でもロングスローを直接頭でゴールにねじ込むシーンは何度も見せてきた。

ワントップ向きのFW。身体能力は高いものがあるので経験を積んで万能タイプとして成長して欲しい。


山本 龍平:172cm/64kg

評判:高校3年間でFW、SH、SB、CBとほぼすべての守備位置をこなしたユーティリティープレイヤー。身体能力が高く、守備範囲の広いカバーリング、左足の正確なフィードと運動量と突破力を買われ、左WBとしての活躍が期待される

CB、CFの経験はあるものの特性を考えれば左サイドに置くのが適正か。雰囲気だけど賢い選手のように見える


大野 佑哉:179cm/70kg

評判:スピードを活かしたカバーリングが武器のCB。179cmながらも優れた跳躍力で競合いでも負けない身体能力を活かした守備と組み立てる力に長けた選手。スピードを生かしてSBやWBでも対応できる

森本に続いて獲得した大卒CBだが特徴が違い、森本が跳ね返し重視なら大野はカバーリング重視のタイプ。イメージとしては橋内に近いか


最後にスタメン予想を2つ。

これまで通りの3421をベースに並べたパターン。安定感はあるけど両サイドがこれで大丈夫なのかな?とも思うメンバー

今年のメンバーでの最適値を考えた結果、4321となったパターン。2CB+2SBというより4CBに近い守り方。4CBの前に六角形のゾーンを敷いて中盤での自由を与えない。その代わりに逆サイドは捨てることになるのでスライド重要。想像の産物なので多分実際にはやらないだろうな

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