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今年姿を消したプロダクト、サービス達

今年もたくさんのスタートアップが生まれ、多くのプロダクト・サービスが世に出てきたが、その一方で姿を消すものも沢山あった。そんなプロダクト・サービス達をwiredが取り上げている。

個人的に取り上げるとすれば、SNSサービスのPathとキーボードの簡易入力のSwypeか。PathはFacebookの後発で出てきたサービスで(あの当時ものすごい数のSNSサービスが生まれたうちの1つではあるが)、よりクローズドなソーシャルネットワークとして本当の友達だけが繋がるよう設計されていた。資金難から中国系の会社に買収され、それ以降色々とサービスを充実しようとしていたがついにシャットダウンとなった。

Swypeは前職時代、同僚のキャピタリストが担当していた案件だったのでよく覚えている。通常のキーボードは一文字ずつタップするが、swypeは押したい文字をスーッとたどるだけで入力できるというもの(意味通じるかな。説明が難しいのでこちらを参照)。スマホのデフォルトで搭載されていれ結果は違ったかもしれないが、うまく普及しなかった。

それ以外だと、googleのサービスが結構姿を消した。SNSのGoogle+、メールアプリのinbox、チャットサービスのalloなど。inboxは今も使ってるので次をどうしようか悩むところ。

こうやって新陳代謝が起こり、より良いものが残っていく。シリコンバレーの成功はこうした死屍累々の上に成り立ってると改めて感じるし、ここは世界一失敗が起こる場所でもあるとも言える。その失敗を乗り越えて、また新しいものが生み出されていくサイクルが強みなんだろう。


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