地方と東京の格差について

どうも。普段はtwitterで「ゆる謎」を作っている、すーさんです。12月はゆる謎アドベントカレンダーとして毎日皆さんに謎を作ってもらっています。詳しくは #俗ゆる謎 もしくは #ゆる謎AC で検索!

このテキストは体験型イベント Advent Calendar 2016 http://www.adventar.org/calendars/1827 の一環です。

宣伝も終わったところで。今回は「地方と東京の格差について」をつらつらと書いてみようと思います。

まず、謎関係でいえば、東京・大阪以外は「地方」です。私は愛知県に住んでいますが、地方です。そりゃ北海道とか沖縄に比べたら恵まれているのかもしれませんが、「地方」です。

だって東京恵まれすぎてるよー!何なのアジト都内に3店舗って!ずるいよ!本当にね、うらやましすぎるよ!

逆に地方のアジトはなかなか苦戦しているところも多いかと思います。某所のアジトは閉店とかもあったしね。東京の方は意外に思うかもしれません。「謎解きってブームじゃん!」って思っているでしょ?でも閉店している事実を私はこんな感じでとらえてみました。

アジトを継続して経営していくには来客が必要です。それも継続して客を呼ばなければなりません。一時的にではなく継続して、がポイントです。東京にはおよそ1300万人、周辺の県も含めれば4000万人を超えるでしょう。それだけの人数がいればアジト1公演をロングラン公演しても飽きられることはないですね。対して沖縄はおよそ140万人です。ざっくりといえば関東地方の3%です。つまりは33倍飽きられるのが早く、1公演の賞味期限が33倍速いわけです。それだけバンバンあたらしい公演を打たなければガラガラの状態を続けることになり、経営は怪しくなってしまいます。

なのに!アジトの新作は当たり前のように東京で!あぁもう悔しいなぁ!ずるいよ!

とはいえそれは商業レベルでのお話かなぁって思います。

謎製作団体は地方・東京問わず数多く存在していますね。フェス型謎イベントも数多く開催され、わざわざ東京の団体さんが関西や九州までくることもあります。私が所属している(でいいですよね?)トリクレットも2月の大阪で開催されます、大阪再演祭に参ります。このように地方の謎フェスなんかにいろいろ地方の団体さんができるという意味ではそこに格差はなさそう。

でもね!東京でやられる謎フェスってなかなか行けないのさ!

愛知県から東京都まで行こうとすると高速バスで往復6~8000円。宿泊費を安全にすごそうとするとビジネスホテルで6~10000円。食費や雑費も含めるとどうですか、だいたい1つのイベントに行こうとすると安く見ても、30000円くらいはかかってしまいますね。遠征にはお金がかかります。地方民にとって、東京での謎解きは「すごくお金のかかる趣味」なのです。

つまりは、「ナゾガクいいなー!」ですよぉ!「ぱぱぱぱっかそん行きてぇ!」ですよぉ!

ただ自分にとっては地方にいてよかった、って思うところもあります。だっていっぱい謎解きがあるってことは、それだけ行きたくなっちゃうってことで、それ全部行ってたらお金はいくらあっても足りなくなっちゃいます。自分は自分の欲望には忠実に生きていたので、かなりやばいです。確実に謎がわが身を滅ぼす未来しか見えないです。

とりあえずこんなもん書いておいていいかな。

ま、これだけ書いておいてなんなんですが、web謎とかってそういう垣根をズバッと飛び越えるんですね。先日のゆる謎最終問題ではたくさんの方々がありがたい感想なんかを書いてくれました。ありがとうございます。自分はもうちょっとtwitter謎とか、自分のいる愛知県などで開催される謎解きを頑張ってみようと思いました。みなさまも自分に無理のないような謎解きライフをお過ごしください。

さて、12月3日の体験型イベント Advent Calendar 2016は謎界のがま口ことだん&シャオ子さんです!次の日の12月4日に行われる大阪謎の陣で「Dさま!!3~プレッシャー in cube~」をやられるんでしたっけ?頑張ってください。

ほんのちょっとでもいいなぁと思ったらいいねをください!いいね以上に伝えたいお気持ちはtwitterのDMなどでお伝えください!お金を出したいほどのお気持ちならお金をください。