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[基礎][式言語]文字列から必要な部分を抽出するには?

はじめに

何らかの事情で、文字列から部分的に文字列を取り出したい場合があります。例えば、各データの先頭に付いている「・」等の記号を除去したい。「"りんご, ババナ, なし"」という表示で先頭部分(りんご)だけ取り出したい。といったケースがあります。

この記事では、文字列から必要な部分を抽出する式言語の代表的関数である、@Left、@LeftBack、@Middle、@MiddleBack、@Right、@RightBack、@Wordを紹介します。

Step.1 各種関数の特徴

まず各種関数の性質を簡単に見ていきます。

@Left(引数1 ;引数2 )・・・引数1の文字列から、左から数えて「引数2」文字分を取得します。

@LeftBack(引数1 ;引数2 )・・・引数1の文字列の何文字かを取得します。右側から数えて、「引数2」番目の左にある文字列すべてを取得します。

@Middle(引数1 ;引数2; 引数3 )・・・引数1の文字列の何文字かを取得します。左から数えて「引数2」番目の次の文字から、右方向に「引数3」文字分を取得します。

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