ライドシェアについてまとめます! #4
2024年から、日本において一部ライドシェアサービスが解禁される予定です!
ここではそもそもどんなサービスなのか?
安全性はどうなのかな?
など、疑問に思うことを少しでも解消できたらと思います!
ライドシェアについて理解していこう
そもそもライドシェアの語源は?
「ライドシェア」という語は、「Ride」(乗る)と「Share」(共有する)を組み合わせた言葉で、元々は「相乗り」や「乗合行為」を指す用語でした。
これが、ウェブサイトやモバイルアプリを介して専用の貸切車両を運転するドライバーと乗客をマッチングさせるサービスを指すようになりました。
日本でなぜ解禁されるの?
主にはタクシー不足の問題が挙げられています。
特に過疎地やタクシーの配車が困難な地域や時間帯での交通手段の確保が急務となっており、ライドシェアの導入がその解決策の一つとして提案されています。
どんなサービスなの?
語源のところでも少し触れましたが、ユーザーとドライバーをマッチングさせるサービスです。
ユーザーは一般的には従来のタクシーよりも手軽に移動ができ、ドライバーは空いている時間で本業とは別で副収入が得られます。(もちろん本業の方も海外には多数います!)
ドライバーは自身の自家用車を使うことができます。
どうやって使うの?
ここでは海外で幅広く使われているUberを例に紹介します!
ライドシェアが日本で始まるメリット!
ここでは日本でライドシェアが解禁されることで得られるメリットについてご紹介していきます!
①移動手段の選択肢が増える!
ライドシェアの導入により、利用者は移動手段の選択肢が増えます。これにより、特にタクシーが不足している地域や時間帯において、利便性が向上します。
また近年では人口減少に伴い、電車やバスの本数の削減なども問題になっています。
逆に都市部では人口密度の増加に伴い、電車の混雑にもつながります。
個人的には電車が止まってしまい、タクシー待ちでできる行列が少しでも解消できることを期待しています!
②料金が明瞭化
海外で先行しているライドシェアは、アプリによって事前に料金を把握でき、タクシーのように到着するまで料金が不明な状況を避けることができます。
事前にいくらかかるかわかった上で利用できるのは非常にユーザーにとっては使いやすいと思います。
またすでに始まっているサービスではどこのルートを通るかも自分のスマホで確認できます。
明らかに遠回りをして料金が高くなる恐れがないのが心強いですね!
③新たな収入源に
これはドライバー側の目線になりますが、自家用車を所有するドライバーは、ライドシェアサービスに登録することで、副収入を得る機会を持てます。
アメリカではUberのようなライドシェアサービスが広く利用されており、多くのドライバーが副業として活動しています。
現在日本で認められている、Uber eatsも副業として利用している方が多いのではないでしょうか。
隙間の時間で効率的に就労の時間が持てるのは、これからの時代で素晴らしい機会です。
逆にデメリットって何かある?
ライドシェアは受けれるメリットがあるものの、もちろんデメリットがあります。
利用するにもきちんと理解をしなくてはなりません。
以下のデメリットは先行しているアメリカや中国などで実際に起きている事柄になります。
①安全性の懸念
ライドシェアでは一般ドライバーが運転を担当するため、普通二種免許を持たない可能性があります。
また、使用される自家用車の整備や点検が十分にされているかを確認で切る手段がドライバーの申告でしかありません。
これらの点から、タクシーと比較して安全性に問題があると指摘されています。
ただ日本ではここにも対策を検討しています!
日本では、タクシー会社の管理の下でライドシェアを一部地域や時間帯に限定して導入する方針を固めています。
タウシー会社が運行管理を行うことで、少しでも安全性が確保できたらいいですね!
②ドライバーの労働待遇
ライドシェアを提供するドライバーは個人事業主として扱われ、ライドシェア事業者とドライバー間に直接の雇用関係はありません。
そのため、ドライバーの労働環境が不安定になりやすく、医療保険や最低賃金などを事業者が負う責任がありません。
最もUber Eatsもそうですが、アルバイトや正社員とは異なるため、自由度が高いというメリットもあります。
ドライバーになる前に、あらかじめどのような規定になっているかを、調べておく必要がありそうです。
③都市部の交通環境の悪化
ライドシェアのドライバーが利益を求めて都心部に集中することで、都心部の交通渋滞が悪化する可能性があります。
④料金が高い可能性もある
こちらはまだ決まっていないことなので、正確な情報ではありませんが、従来のタクシーよりも安価にならない可能性があります。
現状では、タクシー運賃の約80%となるとされています。
実際に海外で先行しているUberでは基本的にタクシーよりも安価です。
一方で需要が高い時間帯のサージ料金の適用により、場合によってはタクシーより高くなることもあります。
Uberの料金は、基本料金、距離料金、時間料金、サージ料金、最低料金、キャンセル料、クリーンアップ料金など、さまざまな要素に基づいて計算されます。
必ず安いだろうという先入観にはご注意ください!
最後に
何事もですが、新たな試みには必ず注意すべきことが出てきます。
海外で先行しているものを日本で遅れてスタートする時は、必ず前例で出ている問題を解決していくこと、策を用意しておくことが重要だと思います。
個人的にはもう少し議論を詰めてからの導入が必要だと思います。
スピード感も非常に重要ですが、何かあってからでは恐ろしいなと感じる部分でもあります。
(怖がっててはいけないよ!という意見はその通りだと思います( ; ; ))
適切な情報を入手して、理解をした上で利用していきましょう!
この記事が皆様に少しでもお役に立てたら光栄です。
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