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オードリーANN東京ドーム参戦レポート

 たまにラジオを聴く趣味があるのだが、オードリーは昔から何となく好きでオードリーのANNはラジオで1番面白い番組だと思っていた。その東京ドームライブが決定しYouTubeチャンネルも開設され、動画を見ている内にオードリーがさらに身近な存在になってきていた。

 9月23日にチケットの最速先行受付が始まり、残り何日だ買ってくれとオードリー2人が宣伝する動画がXに毎日投稿されていながらも「いやどうせ応募しても当たらないだろ」と思いずっと躊躇していた。

 最速先行受付期間の最終日の10月1日、春日さんが

「おい。ついに来たぞ。Xデーが。おん?チケットの締切が今日なんだよォー!なぁ、何やってたんだ?ぼーっと。何して過ごしてた?随分前からチケットの受付やってますっつって、えぇ?ぼーっとしてただろ!なぁ、特に、この、ゆう、有意義に過ごしてないだろ?…チケット買ってくれよ」

https://twitter.com/AudreyTokyoDome/status/1708300700701049239

と吠えていた。まぁ応募だけしておくかと思ってようやく重い腰を上げ、スタンド席が当たれば良いやと思い「第一希望はスタンド席、第二希望はアリーナ席」に決定して23時53分に応募した。しかし半ば無理だろうという諦めの気持ちであった。

 10月6日、最速先行の当落発表があった。投げやりな、期待を伴わない気怠さがありつつも抽選結果を確認した。

「入金が必要です。」

画面に表示されてる文字を瞬時に理解することができなかった。

「え、当たってる…?」

「払込票番号を表示する」のボタンがある。クリックすると、番号とバーコードが表示された。ようやく実感が湧いて来た。当選メールも届いている。ここで、ようやく確信に至った。

「え、当たったー⁉︎うわ、当たったー⁉︎⁉︎当たったんだ…嘘でしょ…」

思わず声を出していた。しかも自分が当選したのは第2希望のアリーナ席である。なぜ第1のスタンド席が落選で、第2のアリーナ席が当たるのか不思議でならなかった。

「待ってろ、オードリー、待ってろ、東京ドーム…!!」

そう心の中で叫びながら夜空に拳を突き上げ、夜の道を歩いてその日は銭湯に行った。

 しかしXで見かける投稿は「落選した」というものばかりで、悲しみと怨嗟の声が溢れ返っていた。自分は相当昔からのリスナーではないので、古参のリスナーが落選しているのを見ると不憫というよりオードリーの人気が本当に大きくなったんだろうなぁと感じた。日向坂の番組のMCをやっているおかげでおひさま達も応募してそうだ。東京ドームのキャパを遥かに超える人気があるだろうと何となく思っていたのは間違っていなかった。

 しかしそれからライブ当日までにトラブルが発生していた。事前販売のグッズを購入した所、ユニフォームだけは別の発送になるとのことで2通に分けて送られてくることになった。ユニフォームは2月中旬、他のグッズは2月上旬に出荷予定だと注文確定画面に表示されていたので、1月中は新潟市の実家に戻って仕事をしてたりしていた。

 そして元日に地震で被災し、近くの小学校に避難して大騒ぎしていた。だが津波は全く来なかったので拍子抜けした。しかしこの件を遥かに超えるトラブルに見舞われることを、自分は知る由もなかった。

 1月18日に佐川急便から不在通知メールが届いた。何と、2月中旬に出荷予定のユニフォームが1ヶ月ほど早く出荷されてしまったのである。すぐに問い合わせで「今は別の住所にいる。1ヶ月も早く送られても困る。2月までには元々の配送先に戻る予定だ」と言うと配送先を変えてくれて、新潟市の自分の現在地に再配送してくれた。

 しかしその後、ユニフォーム以外の荷物がまとめて送られてくるのだが、2月の上旬に新潟市に向けて発送されてしまった。俺は「2月までには元々の配送先に戻る」と伝えてあるにも関わらず、である。これにブチ切れた自分は「ふざけんじゃねえよ」から始まる特大クレームを送り付けた。次の日長々とした謝罪メールが届いて、すぐに再配送されることとなった。

 そしてようやく東京ドームライブ本番の日がやって来た。東京ドームに来るのは初めてである。中に入って1番最初に出て来た感想は「意外と狭え」だった。東京ドーム何個分、などと単位として使われるものはこんな狭いのかと少し期待外れだった。しかしこんなにたくさんの人が一つの場所に集まっているのを見るのも初めてだと思った

 やがて暗転し、本番が始まった。ライブなどというものに来た経験は1、2回しか無い自分で本当に良かったと思う。ビタースウィートサンバが流れながら2人が出て来る姿は一生忘れない

 トークは言わずもがな、最高に面白かった。若林さんがウーバーイーツやってることに死ぬ程びっくらこいて、思い出の味の再現に成功した春日さんの中華料理?をめちゃくちゃ食ってみたくなった。

 またさらに驚いたのは
 ・春日さんのベンツのゲレンデが出て来た←しかも若林さんにボコボコにされていた
 ・フワちゃんが出て来た
 ・星野源さんが出て来た
である。春日さんがクミさんに味玉トッピングをやめさせた話は驚いたというよりキモかった。卵は完全栄養食品だから健康的で良いでしょうが。大馬鹿ど変態野郎が。

東京ドームで生で聴くpop virusは本当に感動した…星野さんはマジで歌声が歌手の安定感だった。歌で飯食ってる人のライブってすごいんだね。

 最後の長い漫才は、長年経験を積んだオードリーの最高到達点って感じで満足度が高かった。オードリーの漫才をあれだけ長く見れるのはこういう特別な場所だけなんだろうと、笑いつつも感動に浸りながら見ていた

 オードリーさん、チーム付け焼刃の皆さん、お疲れさまでした。後々、またお互いトゥースでありますように。


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