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現時点でも未だかつてないほど後輩と話をしている。
基本的には患者さん関連の相談であるが、10年やってきて今ほど相談を受けていることはないくらいに、話をしていると思う。

 その中で感じるのが、やはり一人一人コミュニケーションの取り方を変える必要があること。
 当たり前のように感じるけど、実際これを一人一人やっていくのは結構大変。

 常にいつもの自分ではなく、丁寧にとか、この子には少し強く言っても大丈夫そう、この子は多少抽象的でも伝わる、逆に詳しく具体的に伝えないと行動できない等色々なことを考えて伝えるように意識している。

 それでも最も気にしているのは、表情で、メンタル的に不安定にならないかを重要視しているのかもしれない。
 前回の記事でも書いたが、すでに昨年度から3名のスタッフがメンタル不調で長期の休業に入った経緯がある。
 今の子と言ってしまうとそれまでだが自分たちにも、今の時代にあった関わり方が大切であると学ばせてもらった。
 
 

 そしてこれは職場だけではなく、家族にも同様のことが言える。
 妻の体調、メンタル的な様子も気にかけながら関わっていきたいと思う。
何かいつもと違う様子があれば、気づいて何か対応できるようにしていきたいし、子供も同様である。

そう思うと常に自分は作業療法士なのだと改めて思う。
 目の前の人がどんな作業的存在なのか。それは患者だけでなく、スタッフ、家族も含めてである。
 その上で自分が環境的な要素としてどのように関わっていくか、関わることができるか。
それが問われているなと。

 自分はどこまで行っても作業療法士なのだと。

 コーチングを受けていても、コーチは自分自身がコーチとしてのあり方を大事していると感じる。
 クライアントに最高の時間を提供するために、日々自分がコーチとしてどのように行動するか。
 どう生きているのか。それをとても大切にしていると感じる。
自分も同様である。作業療法士として、日々どのように生きるのか。自分自身が作業的存在としてどのように振る舞うのか。
 そう言ったことを試されていると思う。

こうしたことを日々言語化して自分の中に落とし込んでいくことが大事なんだなと。今書いていてまとまりました。

 相手に合わせて関わり方は変えるけど、根本の部分は自分がどうありたいか。その軸はブレないようにしていきたいなと思う。

それでは今日も最高の1日にしましょう!

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