今だに背筋が凍りつく話
4月20日 UNIQLOとストリートファイターのコラボTシャツのイベントに呼ばれ僕はビックロ新宿東口店に来ていた。
このイベントのメインは事務所の先輩であるクロちゃんとTシャツを購入した人がストVで対戦できるという内容だ。
サブゲスト的に僕と国定は呼ばれある役割を課せられた。
その内容はフリー対戦スペースでの対戦とクロちゃんの試合の実況を順番に行うという物だった。
最初に実況席に付いたのは国定で僕はフリー対戦スペースへと行き一般の方から対戦相手を募った。
しかしほとんどの来場者はクロちゃんの試合を観戦していてフリー対戦スペースに足を運んでくれなかった。イベント開始から5分、10分、なかなか対戦者が現れない。
さすがに仕事として来ていて誰も対戦しませんでしたはまずいと思い手当たり次第目についた人に対戦しませんか?と声をかける事にした。
なんとか最初の対戦者が見つかった。対戦を終える。もう1人並んでいたのでその人と対戦した。だが次がいない。この流れを途切らせるな。僕はまたもや周りの人に声をかけた。とある男性と目があった。
僕はおよそ丁寧とは程遠い口調でフランクに
「やりませんか?」
と声をかけた。
その男性は
「いいですよ」
と優しい口調で答えてくれた。
僕はそれまで対戦してくれた人に必ずしていたこの質問をぶつけた。
「このゲームやられてます?」
この聞き方はやった事がない人への僕なりの配慮でストVという言い方は伝わらないかもしれないから〝このゲーム〟という聞き方にしたのだ。
するとその男性はこう答えた。
「はい。プロデューサーなんで。」
!!!!!!!!!!!!!!!?
は?!プロデューサー?!
よくよく顔を見るとガッツリ会ったことのある人、いや、お会いさせていただいた事のある人だった。
プロモーションプロデューサーのアヤノさんだ。
アヤノさんとはグランドファイナルの前説の時にご挨拶をさせていただき、前説の説明もしていただいた。
ガッツリ。超ガッツリ面識はあった。
言い訳をさせてほしい。
なぜわからなかったのかと言うと
〝ここにいるはずがない〟
という思い込みがあったからだ。
だとしても失礼すぎる。
(やってしまった、、、)
僕の顔面は一気に蒼白し思考が停止しかけた。苦し紛れに僕は焦りまくりながらもこう返した。
「えー?あー、、まさか!!いらっしゃるなんて!まさかすぎて!あのーいらっしゃるなんて!はははは!」
下手すぎる。
一巻で遠藤に問い詰められたカイジか。
隠し事をした事を母親に問い詰められたまる子ちゃんか。
とにかく僕の顔面には目に見えて縦線が入り焦りと失念でとても見ていられない表情になった。
全ての自分の発言が蘇る。
「やりませんか?」
プロデューサーに対して失礼すぎる。なんだその聞き方は。
「このゲームやった事あります?」
当たり前だ。誰よりも先にやっている。
頭の中で何度も自分を戒めた。
この時のことを思い出すと未だにゾッとする怖い話なので書かせてもらいました。
えー、、っと。やばいですよね。このままじゃ。
あっ!そういえば
【SFV】『ストリートファイターV アーケードエディション』4月24日(水)~5月6日(月)まで、無料トライアル版の配信があるみたいです!
おっと!今日からですね!
皆さんも是非遊んでくださいね!
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