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「ほたるまつり」の感想

 新潟市西蒲区福井地区にて6月22日、23日に開催された「ふくい ほたるまつり」の出店の手伝いに参加してきました。今年で何と28回目にもなります。

(5月12日 草刈の休憩中) 

集落の人たちは一か月まえくらいから周辺の草刈をやっていたり、お祭りの段取りを打ち合わせしたりと、ほたる祭りに対する熱の入れようがすごい。この公園もほたるが住み着くように環境を整えてあったり、住処と人の往来がある場所を分けていたりと考えられています。

 ほたるまつりでは神楽舞も披露されます。この神楽舞は一時期途絶えておりましたが、今の青年会の方々が道具を揃えお囃子も練習し復活させたものです。完全に途絶えていて資料が残っていないところ村のひとからは「新しく舞を作って良いんじゃないか」と言われたようです。その分苦労もあったと想像するしかできませんが、集落の方々も懐が広いなと感じます。

 集落の名物である「けんさ焼き」(焼きおにぎりのようなもの)や焼アユ、そのほかにも玉こんにゃくとかたこ焼きとか、いろいろ屋台を準備していました。ほとんど完売していたようです。

 ほたる祭りも無事に終わりました。お客さんも沢山来ていただきましたよ。ありがたいことです。天気も持ってくれたのでほたるも沢山飛んでいました。この時期はわりと雨が降るようでお祭りの時は荒天であったことがしばしば。テントが飛ばされたりしたこともありましたね…。

 ほたるはこの集落の誇りなのだなと感じます。
 環境整備にも力を入れているので、ほたるに関して質問するとわかりやすく教えてくださるので私もちょっとずつ詳しくなっていきました。カワニナの生態とか意外なところに張り付くとか、キャベツをよく食べるとか。大切にしていることがちょっと話していてもわかるのです。
 そういうのを見ているとなんかこっちまで楽しいしもっとほたるのことを知りたいと思ってしまいます。

 惚れるというのはこういういことかもしれません。

 

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