2024.1.22 『母の最終講義』(最相葉月著)を読み始める

いつもはスマホのアラームで起きるのだが、スマホは食卓に置き、目覚ましで起きてみた。いつもなら目覚めと同時にInstagramとかを見て、40分くらい布団の中で無駄に過ごしてしまうが、今日は起きて布団をたたみ体を動かす。悪くない。
昨日作ったスープなどを食べて、朝ドラを見て、出発。
絵を描く人が明日搬入の新作が家にあるというので、見せてもらう。描かれているのは、バスの1人座席でスマホを熱心に操作する黄色いワンピースの若い女性。平凡な日常の中で、あの女性の姿にはっとした描き手の心の動きと、その情景を切り取ってキャンバスの上に定着させる技量に感心する。
午後、暇な時間に母にカットしてもらう。最近少し長めにしてもらっていたが、今回はやや短めに。一時の度を越したベリーショートほどではないが、だいぶさっぱりした。マッチ棒感がある。昔、おまかせで切ってもらって、途中で目を開けたら芸人の小籔にそっくりになっていて焦ったのを思い出す。その時も仕上げには満足したのだが。
夕方早めに出て歯医者へ。家族の話を聞き、この時間は歯科医のセラピーなんじゃないかと思う。
作り置きで早めの夕食後、夫と外出。衣料品店で私と母の消耗品の買い替え。
カフェチェーン店で最相葉月の『母の最終講義』。冒頭から順に読み始めてから、なんの気なしにあとがきを読んだら、胸がいっぱいになる。いい文章。本編もおもしろい。介護のこと以外も読みごたえがある。関わりの度合いが変化した最期の時間を「最終講義」「第二幕」ととらえる感覚、亡くなった両親に「ありがとう、またね」と呼びかける感覚に親近感を抱く。介護に対する態度、捉え方に似たものを感じるというか。続きが早く読みたい。
帰宅して、仕事着の綿シャツを掃除布に解体。

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