20170127 「妻」の役割

自分の弁当用に、昨夜から吸水させておいた白米を火力の弱い方のコンロで炊きながら、朝食に豆腐となめこのみそ汁を作る。
夫と自分の弁当は、昨夜のうちにおかずを詰めておいたので、夫用にはキャベツだけ刻めばいい。

弁当の準備をしながら、昨日見たテレビの話を夫にする。
長年の生活習慣による病気で足を切断することになった夫の、長期入院や介護を支えた老妻の話。夫が病気になったことに対して、周囲から「あなたがちゃんとしていなかったから」と責めることばをかけられ、何よりそれがつらかったという。
そこで「妻」に課されている役割は何なのだろう。病気になったのが妻だったら、夫に同じことばをかけるのだろうか。
もしも夫が病気になったときにそんなことをいう人がいたら、断固として「そうではない」と言おう、言ってくれ、と伝えた。逆であってもそうする。

夫を送りだす頃に、白米が炊けた。白米を炊いたのは1週間以上ぶりじゃないだろうか。焦げずにいい加減に炊けた。
耳の具合がまだよくないので薬を飲んで家を出た。

午前中に会議1つ。会議後に掃除をみなでやる。私はトイレを担当。トイレ掃除は手間の割に満足感が得られるので好きだ。

夕方、確認を頼まれていた学生のレポート類のフィードバック。1時間ほどかけて、気になった箇所について話した。直接話してみると、単純にことばを知らないだけだったり、時間に追われて視野が狭くなっているだけだったり、ということがわかる。今後につながる話し合いの場になったと思う。

1時間半ほど残業して、隣の駅まで歩く。
先に仕事が終わり食事を済ませた夫と待ち合わせて帰ることにした。
夫からフェイクニュースに関するBuzzFeedの記事の話を聞く。たいした考えもなく、お金のために作ったということに驚愕した。つい、汚く罵ることばが口をつきそうになりやめた。

夕食がまだだったので、金曜だし、コンビニで好きなものを買って帰ろうということになる。私用に金のビーフカレーとサラダ、二人で飲む用にハイボールを、近くの弁当屋ではカレーにのせるメンチカツ、夫は小さなグランを買った。
ジャンクなものばかりが食卓に並ぶ。明日が休みで気が大きくなっている。
ハイボールはほとんど飲まなかった。

明日は歯医者。

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