20240406 母の新聞切り抜き

夫を車に乗せて出勤、実家近くのパン屋へ。夫はパンを3つ買って朝食にしていた。私は1つ買って母と半分こする。
Googleマップを見た方が来店。サイトを作ってよかった。居心地よく過ごしてもらえたようで安心する。

母が最近切り抜きをしている認知症専門医の新聞連載の過去分を、母に代わって探すがすべては見つけられず。アプリから読めたので印刷して渡すことにする。
過去の記事を探して新聞袋などを見ていた際、母のベッドの枕元に認知症に関する新聞記事の切り抜きがいくつかあるのを見つけた。母なりの老いとの向き合い方なのだと思うと、老い、病に対する態度について考えさせられる。抗う、闘う、受け入れる、どうするのがいいのだろう。母が望む生き方をまっとうできるようにしたいけど、私のエゴもぬるっと入り込みやすい。

連載を読んでいると、患者の姿の一部は母と重なるし、苦しみ、自問自答する家族の姿は自分を見るようだった。医師のことばに触れ、やはり母と物理的、心理的に離れる時間を持つことが必要だという思いを強める。
今年は、5月の連休に合わせて初めて店も連休を取る。休みの間、母が1人きりになってしまうのが気がかりだけれど、私は母と離れたいと思い、兄に連絡をしてあったが、それは私のわがままではなく、お互いのためなのだと認識できた。
兄にも記事を共有して、感想を伝える。
夜、兄から連絡。ますます忙しそう。連休に母を旅行に誘おうと思うとのこと。ぜひにと伝える。
母から弾んだ声で連絡。兄からの旅行の誘いが嬉しいようす。嬉しく、ほっとする。

ネパール料理屋で夕食。夫につられて二軒目でリゾットを食べる。食べすぎた。

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