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私が大切にしている5人の友人〈1人目〉#130

社会人3年目にもなれば、人間誰しも1人や2人は心を許せる友人、もっと言えば親友と呼べる友人がいるはず。


私も、小6中3高3大4社2年の18年間を通して様々な人達にあった。

卒業アルバムを見ても、こんな人いたっけ?という人もいるくらい記憶力が弱い筆者だが、今でも月最低1回はLINEするくらいの付き合いを保っている、親友がいる。

また、5年ぶりくらいに話すのに、全然臆せずいつもどおりの会話ができるような友人もいる。

今回から少しシリーズ化して、選りすぐり5人をピックアップして、紹介したいと思う。〈彼女別枠に設ける為除く〉


5人と他の方々の一覧はこちらから💁‍♂️



H.Sくん

名前を公表することはできないが、大学の同級生のSくん。

彼は東京でエンジニアの仕事をしている同い年の親友

私が今まで出会った誰よりも、信用していて、私のことを、私以上によく知る人物である。


出会い

彼との出会いは大学付近にある下宿だった。

下宿の2階のはじとはじの部屋。

お互い人見知りだった私たちは、共用の洗面台で歯磨き洗顔の時間を共にする機会が多かった記憶がある。そこで初めてあったのがSだ。

彼に初めて会った時の印象は、小動物。

大人しいし、小さいイメージがあった〈身長は実はそんなに変わらない〉

なので、初対面の抵抗感はなく、自然に話ができたいい出会い方だった気がする。


普通同じ下宿なので、大学も一緒に行きそうなものだが、最初の1ヶ月のうちは訳あって一緒に行かなかった。

しかし、それがまあ、程よい距離感にいつつ、そして相談相手としてベストに活躍したのかもしれない。


不思議なやつ

彼はもともと、チェスやオセロといった、頭を使うゲームが強くて、私が遊びでやった時、彼が手加減をしない限り勝つことができなかったので、よくつまらなくなってゲームを投げ出したりしたものだ(笑)

それくらい彼は論理的思考力が、人並みより秀でていて、それでいて発想が面白いやつだ。

よく彼の周りの人は、彼のことを不思議なやつとか、変なやつとか言っていたが、私はそう思ったことはない。

というより、もし不思議な人だったとしても、それは才能ある人からすれば褒め言葉と捉えるべきだろう。ピカソが変な人だったと言われて、今ではそれが才能ある芸術家だと言われているのと同じこと。

加えて、私もよくおかしな発想や突発的な行動力があったものだから、類友で仲良くなったと言っても過言ではない。

とにかく、下宿にいた7人の友人のうち一番フィーリングや価値観が合うやつだった。


偶然は何回も起こった

彼といると、偶然という名の必然という出来事が何回も起こった記憶がある。

たとえば、間違いLINE事件に携わったのも、彼が原因。〈下記参照〉

懐かしい記事だな。

間違いLINEを送り、一番のめり込めるサークルに入って、結果的に初めての彼女ができたのは、偶然ではなく必然だったという内容のnoteです。

この時の間違いLINEを送るきっかけになった人物が彼ですね。

私の記憶の中で人生の分岐点的には、一番大きなイベントだったのかもしれない。


また、別の機会では

Sの友人繋がりで
友人ができることが多かった。

彼の周りに集まる友人は、今聞いてもびっくりするくらい出会い方が特殊なものばかり。

学食で相席したやつと親しい仲になっていたり、サークルの見学で一緒になっただけで、サークル自体は入っていないのにそのまま、交流が続いている者もいた。

その、謎な繋がりから、私も一緒にいることが多くなり、何故かわからないが、Sがいないのに、そいつと遊んでたりすることが、ちょくちょくあった。

今考えると、大学生ならではというか、大学という広いようで狭いコミュニティの中、S経由で友達になった人がたくさんいる。


類は友を呼ぶだけではなく、来るもの拒まず、去る者追わずがよく似合う友人だ。


いい意味で文脈を気にしない性格

上手く表現するのは難しいが、

例えば、久しぶりに会う人に声をかける時、第一声なんと声をかけるだろうか?

「久しぶり、元気してた?」とか

「ご飯に誘おうと思って…」とか

当たり障りのない会話から入ることが、普通の関係だった場合、多い気がするのだが、


Sの場合、少し大袈裟に言うと

3ヶ月ぶりくらいにLINEする第一声

「フェルマーの最終定理についてどう思う?」

S「んー一応証明されたらしいけど…云々」

つまり、文脈がなくても、唐突な質問に独自の意見を持ってついてこられるのがSという友人のすごいところであり、面白いところ。

多分、普通の人だったら、専門分野でもない話が唐突に3ヶ月ぶりにきたら、

「えっ?なんの話??」

から始まるはず!(笑)

しかし、そのブランクがあたかもなかったかのように、スムーズに話が通じるのが彼のすごい所である。

ある意味文脈を読むのがうまいというか、その域を超えているところがある。


向上心

Sのすごい所は、独学でかなりプロフェッショナルな所まで勉強できる所だと私は思う。

例えばピアノ。

ピアノを大学から本格的に始めて、誰から指導を受けたわけでもなく、独学でモーツァルトの曲が弾けるレベルまでできる人間など、どれほどいるだろうか?

彼は、吹奏楽部に入ったものの、担当はトランペット。しかし、トランペットの練習をせず、ピアノばかり弾いてるものだから、彼の異名は『ピアノ室の妖精』と言われていた。(『妖怪』と聞き間違えて、彼のあだ名は私の中でしばらく勝手にピアノ妖怪だった笑)

それでいて、バイオリンやチェロなどの弦楽器サークルの部長となり、医師会などに営業をかけて、サークルを率いてアルバイトまでする行動力には、さすがに驚いた。


音楽の趣味は今でも続いているが、
彼は今エンジニア。

ここでもまた、独学の才能が開花して

会社で習っていない分野の勉強をしているだけではなく、今では私にプログラミングを教えてくれる先生でもある。

とても才能と優しさ、探究心と向上心に溢れた私の親友でした。


終わりに

友人の紹介をしようとして、今日が結構クライマックスだったかもしれないですね(笑)

ですが、私と付き合いが長い友人もまだ2.3年の友人もこれからでてくるので、明日以降の続きを楽しみにしていただければと思います✨

最後までお読み頂きありがとうございました。

(2535文字/執筆時間84分)


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