六月分の記録

六月は怪我と病気のひと月でした。

・爪の出血
・結膜炎?

■爪の出血

 認知症になってからというもの、日がな一日ずっと歩き回っているのですが、床に血が垂れていることがありました。
 お散歩のときに肉球でも傷つけたのかな。そう思って肉球を見ても怪我はなし。おかしいなーと足をよくよく見てみると、爪が変に削れていました。

 だんだん足が持ち上がらなくなり、摺って歩いていたのが原因でした。通常であれば削れる爪は爪が伸びていく方向(足の裏側)です。飼い犬の爪はつま先を地面に擦りながら足を前に出していたので、つま先側から削れてしまっていました。つまりは神経の通っているところが削れていたというわけです。これは痛い。
 それでも関係なく散歩では走るし、家の中では歩き回るし。Amazonで犬用の靴を買って履かせましたが、歩くうちに脱げてしまうし足を痛めそうだったのでやめました。

 現在は百円ショップで売っている椅子・テーブルの脚に履かせるカバーに滑り止めを塗ったものを履かせて散歩させています。これで出血もしなくなったので一安心です。

■結膜炎?

 白内障で目がほとんど見えない飼い犬ですが、今まで不思議と家具にはぶつからずに歩いていました。それが六月に入ってから、がんがんぶつかるように。家具などにクッション材を巻いて、頭をぶつけても怪我をしないようにしていました。

 この時は特に目やにが出ているわけでもなく、ただ目が開けずらそうにしているぐらいでした。以前にも眠気から目を閉じて歩き回っていたことがあったので、家族間では「眠いなら寝ちゃえばいいのにね~」ぐらいのもの。
 ご飯をあげた後、涙焼けが気になって目を拭いたとき。緑色の目やにらしきものが目の中に溜まっていました。
 
 これにはほんとびっくり。慌てて赤ちゃん用の目薬をさして目やにを洗っていきます。でるわでるわ。スライムのような目やに。あっかんべーをさせてみると、目は真っ赤で瞼の内側は腫れていました。見ているこっちが痒い!一日三回、目薬を差し続けました。

 赤ちゃん用目薬で目やにを洗い出し続けること数日。瞼の腫れはひいても、充血は治らず。赤ちゃん用目薬から結膜炎・角膜炎用の目薬に切り替え、今は完治しています。

 普段は全く老いを感じさせない犬ですが、一番年をとったなあ、と感じるのは免疫が下がったことです。
 昔はあっという間に治ったり、そもそもここまで悪化しなかったなあと思います。
 もっとしっかり見てやらないと。

 


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