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全然ほっこりしていない私の、地味な日記190822

今日はランチ会があり、会社の副業でイラストレーターさんをしている人たちと中華を食べに行った。
結局イラストの話は、あまりしなかったのだけど、そのうちの一人の女の子が、隣の部署のおじさんとランチに行った話を聞いた。二人は占い好きらしい。おじさんはあんまり声張らない、ご飯あんまり食べなさそうな感じの人だ。そして確かに社内で一番神秘的な感じがする。なんか意外な組み合わせで、ちょっと衝撃だった。

夜は両親が結婚記念日なので、華屋与兵衛でご飯を食べるというので、駅からバスに乗って直行する。仕事で疲れたので正直一歩も歩きたくなかった。途中、バスが思いもよらない方向へ迂回して行ったので、慌てて降りた。結局結構歩く羽目になってしまった。

ようやくたどり着いた華屋与兵衛のドアには
9月1日で閉店いたします。17年間のご愛好ありがとうございました。的な張り紙がしてあった。閉店もびっくりしたが、17年間も営業していたことにびっくりした。家から、まあまあ近いけど、多分くるのは3回目くらい。店に入ると、家族が来ていた。

すき焼き定食を頼む。
ウエイトレスのおばさんがとても愛想が悪かった。
17年間勤め上げた華屋与兵衛がつぶれることが、悲しいのだろうか。
他にもウエイトレスのおばさんがもう一人いて、その人の顔がめちゃめちゃ怖い、と母が私をつついて教えてくる。
なんとなく店には終わりを思わせるような、ほんのり哀愁が漂っていた。

弟は、10年くらい働いた会社を辞めて、今フリーで好きなことを仕事にしている。生活は大変そうだけど、会社にいた時より、顔色もいいし、なんか元気そう。最後の2年くらいは結構つらそうで、心配だったけど、今元気そうで良かった。

仕事でクタクタだったので、もりもり食べた。
よく食べるね、と家族が呆れていた。
すき焼きは美味しい。
特に、ネギが美味しかった。しあわせ。私はネギ芸人なのだ。
通っているネギが嫌いな鍼の先生の事をふと思い出した。

隣のファミリーが、テーブル二つを占領していた。
こどもがあんみつ食ってる。渋いなぁ。かわいい。
母があんみつを頼む。カベルネソーダビニョンのアイスがめちゃめちゃ美味しかった。シャインマスカットも乗っている。いい仕事してるのに、もったいないなぁ、与平。

華屋与兵衛と聞くと、昔内田也哉子さんのエッセイに書かれていたことを思い出す。閉店前に来られて良かったなー。

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