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スポーツで稼ぐ3

スポーツで稼ぐには、                            「客観的オーダーメイド」                          が重要です。

でも、具体的にどうやっているの?

僕が所属するクラブを例に紹介していきます。

僕が所属する陸上クラブは、小学生、中学生が生徒として80名ほど在籍しています。パーソナルではなく、集団レッスンを行っていますが、「客観的オーダーメイド」を実施しています。どうやっているのかというと、

①「足が速くなります!」という情報で集客

②参加してくれた生徒の実力を50mなどの記録や目標、ジャンプ系、敏捷系などの練習で大枠把握する(数回のレッスンで様々なメニューを経験させる)

③「楽しい!」と思わせる練習を取り入れながら、②で分析した得意分野や不得意分野を自然に克服できるようにする

④さらに楽しくなれるように、不得意分野のアドバイスをしていく      (不得意分野というワードではなくさらに良くなるポイントという伝え方で)

⑤②でやった練習を再度させる(前よりもできるようになったという状態を作ってあげる)

②〜⑤を繰り返す。

といった内容です。                                一番大事にしていることは、客観的に見た得意分野と不得意分野を分類して不得意分野を「楽しい!」と思っている状態で克服させることです。    なぜ?                               実は「客観的オーダーメイド」において、不得意分野に対するアプローチでよくすれ違うことがあります。”客観的”というワードがキーワードなのですが、生徒自信が思っている不得意分野とコーチから見た不得意分野が違うことが多々あるのです。                           ここで、すぐに君はここが苦手だから直した方が良いと言うと、僕は不得意だと思っていないのに不得意ってことは「僕はできないんだ」という感覚に陥りやすいんです。                          そうすると、その子にとっての得意分野が減ってしまって「やりたくない」になってしまうことが多いです。                   だからこそ、「楽しい!」つまり「WANT=自主的にやりたい」の気持ちの状態で不得意分野を克服させる必要があります。               さらに言うと、不得意分野という言い方ではなく向上ポイントといったポジティブな言葉に変換して伝えてあげることも重要になります。

いかがですか?                                少し哲学的な部分もあるかと思いますが、「客観的オーダーメイド」は相手の気持ちが常にWANTの状態で成り立ちます。                生徒はいかに効率よくスポーツができるようになるかという観点で、価値を決めています。ただ、”やりたくない”や”自分に合っていない”という感情に陥ってしまうと、スポーツができるようになりたいというWANTな気持ちが欠けるため、他者情報をシャットアウトしてしまうパターンがほとんどです。

                                      生徒の目的は、いろんな環境がある中で自分にあった環境を見つけ、勝負に勝ったり楽しくなったりいろんな状況からスポーツのやりがいを見つけていくことだと思います。                        そのために、僕らは生徒のサポートを陰ながらする。             これができれば誰だってスポーツで稼げるようになります。        

実績や経験ではなく、生徒と同じくらいの熱量で生徒が思うスポーツのやりがいを見つけてあげることがスポーツで稼ぐうえで非常に重要だと感じます。

さあ今からでも遅くないですよ!                       スポーツが楽しめる環境を作る所からはじめていきましょう!

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