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「できる社長の対人関係」―あなたはどのタイプ?

今回は、服部さんという行政書士の方がが執筆した書籍「できる社長の対人関係」を紹介します。
この書籍は服部さんは1000人以上の経営者との仕事を通して、見つめ続けてきた人間関係を凝縮したこの一冊です。

20の質問を用いて6つのタイプで判別されます。
そして、それぞれのタイプに合わせたコミュニケーション術が本書で紹介されています。この診断ツールは、誰でも無料で試すことができます。
5分ほどでできますので、ぜひ、やってみてはいかがでしょうか?

https://kusetsuyo.com/selfc/


当診断ツールは経営者だけでなく、ビジネスマンにとって必須の対人スキルを習得するために有効です。
特に、本書の特徴は、個々の人間性を6つのタイプに分け、それぞれの特性に合わせたコミュニケーション方法を提供してくれる点にあります。

私がこの本から得た知見は大きく3つで、「自己理解」、「仲間探しの具現化」、「仲間との活動」です。
それぞれ次項から紹介していきます。

1.自己理解のためのタイプ診断

まず一つ目は、「自己理解」についてです。
自分がどのタイプに該当するのかを知り、その特性を理解し、自己成長に繋げられます。

私の特性「クリエイタータイプ」でした。
他者視点が苦手である一方で、AIが生み出せないコンテンツを創造するという力を持っているというものでした。これらの特性を理解することで、どのような仕事が私にとって最も適しているのか、どのように自己の能力を最大限に活かすことができるのか、という重要なインサイトを得ることができました。さらに、私がどのような人と一緒に仕事をすると上手くいくのか、また逆にどのような人とは一緒に働くことが難しいのか、といったことも理解できました。これは自己理解だけでなく、他者との関係性を築く上でも非常に有用な情報です。

2.仲間探しの具現化

次に、「仲間探しを具現化」できる点です。
求めている人のタイプを具体的に理解し、チーム作りや人材採用に活用できます。
私自身がコミュニティ運営をしている立場からすれば、どのような人と一緒に仕事をするとスムーズに物事が進むのか、またどのようなタイプの人がチームに足りないのか、といったことを具体的に理解できるのは大変重要です。特に、人材探しにおいては短期的なニーズだけでなく、長期的な視野を持って考えることが必要です。そこで、本書で紹介されているタイプ診断は、仲間を探すための具体的な指針となり、持続可能な関係を築くための有用なツールとなります。

3.一緒に楽しむための共有体験

最後は、TwitterなどのSNSでは、私と同じくタイプ診断を受けた人々がその結果を共有し、その過程で新たな絆や共有体験を作り出せる点です。
仲間と一緒にこの診断を行うことで、互いのタイプを理解し、より良い関係性を築くことができるはずです。
私自身も、現在運営しているMetagri研究所のコミュニティでタイプ診断を行うことで、メンバーのタイプを知れました。

また、それぞれのタイプに応じた役割分担やプロジェクト進行法を導入することで、一緒に働くメンバーのパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能になりそうです。

さいごに

この診断ツールを用いることで、自身のタイプを理解し、同じタイプの人々と一緒にコミュニティを作ることも可能です。例えば、あなたが「クリエイタータイプ」であるなら、自分の名前に付随してそれを表示し、タイプに応じたコミュニケーションを実現できます。
本書では、自立分散型組織(DAO)という新たな組織形態についても触れられています。6つのタイプを理解し、バランス良く活用することで、将来的にDAOのような自立的で分散的な組織を作り上げることも可能になるでしょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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