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鎗留の城 制作ノート 4

※ こちらは創作漫画「鎗留の城」のネタバレを含みます。本編をご覧頂いてからお読み頂けますと幸いです。
そうは言っても、今回は先に御覧いただける本編はまだありません(๑°ڡ`๑)テヘペロ

御無沙汰いたしておりました。
前回のノート投稿から早二ヶ月半、もはやどなたも覚えておいででないに違いありません。
六月~七月半ばまでは制作に取りかかることが出来ない諸般の事情があったため未完成のものを無理矢理投稿して今まで放置しておりますが、そちらの仕上げ・修正的な作業はいっさいせずに、続きの制作に取りかかっております。
続きというか、本編です。本編突入です。
突入とはいえ、案の定、完成に至っておりません。おりませんのですが。
この漫画制作という孤独で地道な作業。
分かってはいた。分かってはいたのですが。
誰に頼まれたわけでもない。
やりたくてやっている。好きでやっている。
わけなのですが。
道のりが長すぎる💧
皆さんどうやってモチベーションを保っているのでしょうか。

そういうわけで、今回はこの地道な作業がどのほど地道かということを説明します。需要はないに違いないですが。

↓の画像はibisPaintXというスマホお絵描きアプリのサムネイル画面のスクショです。

漫画制作について、私は専門に勉強しておりません。学生時代の同人活動と二三の投稿経験のみのアナログのノウハウを下敷きに、使用しているアプリ及びソフトのハウツーサイトをフル活用させていただき制作しています。
プロット → シナリオ → ネーム → 下描き → …
のような工程ですが、
プロットは思いついたときにメールでメモ書きしてPCに送信、MSWordでシナリオにまとめ、CLIPSTUDIO PAINT EXというソフトのストーリーエディターという機能に貼り付けしてページを作成。
(これとページ管理機能がクリスタEXのキモです)
同時に平行してibisPaintXでネーム(コマ割り、構成)を作成、コマごとの下描きを作成して、CLIPSTUDIOに送信してページに貼り付けるという、おそらくあまり正しくないだろう手順で制作しております。
(アイビスは、思いついたときにメモ帳感覚でさっと出してさっと描画できるのにペイントソフト並みのフル機能なところがキモです。もっぱら手軽さのみの利用で、フル機能の方はあまり活用できておりませんが💧
このnoteのタイトル画がibisPaintXのみで描画したものです)

↑これはコマ用として作画したのでなく、キャラクターの造形を練るためのいわば原案なのですが、
勿体ないのでそのまま使用しています💧
…国人領主勢をモブ扱いしているのがバレましたな。

↑こちらがネームに即した下描きから主線入れまでをしたコマ画像です。
20分くらいでできちゃうこともあれば
1時間2時間平気でかかることも。
これを↓のようなラフに線画したネーム画面に1枚ずつ読み込み、移動したり拡縮したりして配置を決めます。

↑の「x」がついているのは没ページです💧
史料本にあるエピソードなので取り入れたかったですが、このお話的にはモノローグで済む場面なのでバッサリやることにしました。
(自分が登場人物の設定を掘り下げられなかったのが原因ですが)

こういうのをコツコツと積み重ねていくのですよ。

さらにここから、背景、トーン、効果線等の仕上げ作業が待っています。
ibisPaintでそこまでやってもいいのですが、ページに配置する段階で一つ一つのコマ画像の拡縮率が違うと、スクリーントーンの線数が不揃いになったりモアレが発生したり背景の幅または高さが足りなかったりといった弊害が発生します。
なのでクリスタに送信後、1ページ分に配置してから作業します。
どのみち背景や効果はソフトに付属の機能やアセット頼みなので。
(このアセットという機能がクリスタのキモですね!)

ああ、書き並べてみると、アナログでこれをやっていた時のいろいろと取り返しのつかなさに比べたら、全然なんともない気がしてきました。
完成に向けて頑張ることにします。

モチベーション維持って、これをやりたいっていう情熱以上のものはないのかも。

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