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徒然日記 初めてのスキー[20年ぶり?の池の平ホテル]②(1人で滑れた娘の横で…)

前回の、①(あわや大事故!?)はこちら

迷子になりつつもなんとかホテルのロータリーに辿り着いた我が家は、スタッフさんの丁寧な案内でチェックイン組(僕と娘)と車を駐車場に停める組(夫氏)に分かれることに。
一旦車をロータリーに停めて、スキーに必要無い荷物は、ロータリー内のリターン式コインロッカーに入れます。
そしてチェックイン組はそのままホテル内へ。
夫氏は案内された駐車場に車を走らせます。

平日朝の9時前に着いたので、フロントやロビーはあまり人も居なくて静かでした。
ウィンター5パックという特典チケット付きのプランだったので、チェックインをするというよりもそのチケットを貰うだけかなぁと思っていたのですが、普通にチェックイン対応をしてもらえて、特典チケットを貰って、時間になったら部屋に直接入っていいですよということでした。

ウィンター5パックとは
宿泊人数×1点×5枚の特典チケットが付いたプラン。例えば、「リフト半日券1点」、「アルコール飲み放題3点」など、それぞれの特典ごとに点数が振り分けられており、1人5点分の特典が使える。特典内容はかなり充実しているので、スキー場を利用しなくても楽しめる。

夕食朝食の時間は、チェックイン後にフロント横にある発券機から、予約可能な時間を選んで、チケットを発券して、選んだ時間になったらそのチケットを持ってバイキング会場の受付へという流れなんだそう。

別館へのルートや大浴場の場所の説明を受けて、館内図はQRコードを読み取ってご覧くださいと言われて、カードキーも先に受け取ってチェックイン終了。チェックアウトの時に清算なんだそう。

受け取った諸々をリュックに詰め込んで、ロータリーのロッカーに仕舞う。
貴重品を入れたボディーバッグだけを持って、集合場所のレンタルショップの前へ娘と移動。すでに夫氏は写真を数枚撮りながら待っていました。

レンタルショップではまずレンタル品申し込みの紙を記入するのですが、初めてのことでミス連発。スタッフさんホントにすみませんでした。
ウィンター5パックの特典と、お子様レンタル無料期間なのもあって、半日分のレンタルはタダでした。リフトも半日分はチケットを使えばタダなのでお願いしたら、
「お子様も初めてでしたら、まだ半日のリフト券は出さない方がいいと思います。今日は平日で空いているでしょうから、リフトに乗れるようになってからの発券でも全然大丈夫ですよ。時間がもったいないですし」
とアドバイスをくださったので、素直に従いました。結果、一度もリフトに乗らなかった(乗らなくても娘は満足した)ので、チケットの節約になりました。スタッフさん有難うございました!

夫氏はボードの、娘と僕はスキーのブーツや板を、スタッフさんが選んで持ってきてくれて、履き方も教えてくれました。至れり尽くせり!

いざ出陣!と思ったら、すねがめちゃくちゃに痛い!歩けない!
これが普通なの!?と夫氏に聞いたら、痛いのは普通だよと言うので、渋々我慢。
受付前にあるリターン式の100円ロッカーに荷物を入れて、外にある靴用のリターン式の100円ロッカーに靴を入れて、外にあるスキーのストックを選んで、無料の巡回バスに乗り込みます。

スキー場は2つに分かれていて、滑れる人用の大きなゲレンデと、雪遊びする子供や初心者用のゾーンと、ホテル前を結ぶ巡回バスが随時出ているのは有難かったです。ホントに足痛かったので。

僕たちは一番離れている初心者用ゾーンに向かいました。その中にあるポタスノーランド(有料500円)の中のキッズゲレンデで練習する為です。
混んでいなければ大人でも使っていいと事前に許可を取っていたので、混む前に行って、みんなで練習するという算段でした。

まず500円のチケットを人数分購入して、入り口のゲートを潜ります。動く歩道が上まであるとホームページにありましたが、動く歩道の半分は止まっていたので、痛い痛いと言いながら半分登り、残りの半分は動く歩道に乗って上へ。まだオープン直後だったので、スキー・ボード用コースは一番乗りでした!
隣のソリ用コースと雪遊びゾーンは、すでにたくさんの子供達が楽しんでいたので、ソリや雪遊びを考えている人はオープンと同時に入るのがベストだと思います。

キッズゲレンデの一番上まで来た僕たちは、YouTubeで予習したとおりに板をブーツに取り付け、いざ滑走!!

あれ?あれれれれれれれれれ

と言っている間に僕は左に急カーブして盛大に転びました。止まれませんでした。ちゃんと予習したのに。ニット帽もゴーグルも飛んできました。首痛いです。

娘は慎重に慎重に降りつつ、夫氏の手助けを得ながら、可愛くすってん!
でもすぐに起き上がってなんとか下まで降りていました。僕より上手い!

夫氏と僕で娘の手助けを交代しながら、それぞれ滑走を楽しみます。
僕は何度やっても左に曲がって転びます。重心とか足とかすっごい気をつけても右に行きません。なぜ????

「足はできてても、腰とお尻が引けちゃってて重心が右にあるまんまだから、左に行っちゃうんだと思う。真っ直ぐに腰を落としてみたら?」

と夫氏がアドバイスをくれたので、すぐ実践。
すると真っ直ぐに滑れる時間が格段に増えました!なるほど!お尻がそっちに残ったままだったのか!あぁぁぁぁ左に行くぅぅぅぅ!

とかなんとか言ってる間に娘はひとりで滑って止まって曲がれるようになってました。早くない?スキーできるようになるの早くない???

途中、板とブーツがくっつけられなくて、娘はプチ癇癪を起こしましたが、それも乗り越えてひとりでブーツに板をつけられるようになるともう止まりません。どんどん登って滑ります。僕は相変わらず転けます。でも転け方が徐々に静かになってきていました。

最後には、娘はひとりで板の着脱をして滑れるようになり、僕は転ばずに降りてこられるようになっていました。
夫氏は2,3回ボードで滑ったら満足してしまったようで、ずっと娘についてくれていました。来年リフトに乗れるようならもっと滑りたいとのこと。行けるかなぁリフト……。

始めて3時間ほどで滑れるようになった娘は、満足したのか足が痺れてしまったのか、「足痛いからもう辞める」と言い出しました。ちょうどあと1時間で半日券も切れるし、僕も足(主にすね)が痛くて正直半泣きだし、夫氏ももう滑らないと言うし、お昼過ぎて人も増えてきたのもあって、レンタル品を返却しました。

初めてのスキー、なんだかんだ大成功なんじゃないでしょうか。
娘も滑れて楽しかったようで、「来年もまた来ようね」といい笑顔でした。


返した後は、そのままポタスノーランド内の雪遊びゾーンで遊びました。
その時の様子は③で。お楽しみに!

まつかほ


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