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「読書」をシェアする -The Rules of Love-

「ソーシャルリーディング」とは、ひと言で言うと「読書体験の共有」。SNSなどのメディアを利用して読書にまつわる情報を共有し、読書体験の向上や、読書体験を通じた人と人との繋がりを実現することである…。と、検索すると出てきます。


ジプシー生活&超・節約生活を励行していた筆者には、なんとも魅力的な概念です。本だけと言わず、服もバッグもアクセサリーも、シェアできませんでしょうか。

車も家電も、食糧も、ゆくゆくは時間すらも(家事、育児、介護)シェアできないものでしょうか。今でも、私は信頼するごく小さな単位の人間関係の中でシェアさせてもらっているように思います。

今日は恋愛に関する書籍をご紹介。

私にこの書籍を「読みやすくて面白いよ」と手渡してくれた素敵な女性は、今、ニュージーランドにお住まいです。

ニュージーランドから届けてくれた美しい写真と共に、この書籍に書かれた「ルール」をいくつか抜粋してみたいと思います。

筆者の友達からは「エーあなたが恋愛を語るんかい!笑」と言われてしまいそう。いえいえ読書のシェアだから、、、それにこの書籍には、友情についてのルールも素敵なものが載っているのです。

ルール26『愛のサインを見逃さない』
以前ある夫婦と夕食をともにしたときの話だ。妻は「夫はいままで、愛しているそぶりを見せたことがない」と言った。夫は「それは聞き捨てならないな。じゃあ毎朝僕が入れるコーヒーは?君の車を洗ってあげていることは?」

妻はきっぱりと言った。「だってそんなの全然ロマンティックじゃないもの」夫はすっかり戸惑った様子でこう言うしかなかった。「じゃあ君は、なんで僕がそんなことをしてると思うの?」

相手が自分をどれくらい大事にしているか知りたければ、ロマンティックなプレゼントにばかり気をとられていてはだめだ。日々の、なんでもない思いやりにあふれた行為が愛のサインでなくてなんだろうか。一体ほかにどんな目的があるというのだろう?

ルール78『誇れる人と友人となる』
自分だけ別の花でいることはできない。アザミの群れの中の一輪のポピーや、イバラの中の一輪のバラでいることはできない。

友人には影響を受けない、とか、自分はちがう、と思っても、むだだ。そんなにちがうならなぜ彼らと一緒にいるのだろう。

美しい真紅のポピーになりたければ、力強く成長できるポピー畑を見つけなければならない。一緒にいる仲間を恥じているなら、愛することも愛されることもできない。

あなたは、誇りに思い、自分がその一員であることを誇れる、そんな友人をもつ必要がある。ルールを身につけたあなたなら歓迎される。よき友人を探すことは難しくない。誇れる友人と時間を過ごすようになると、自分も彼らに似ていくのがわかる。アザミと群れていたときにはまったく進歩が感じられなかったのと反対だ。あなたは花開き、自分のすばらしさを実感できるようになる。

ルール63『いまの人生は自分が選んだ人生だと自覚する』
あなたは毎日、ふたりの関係を続けることを選択している。すぐに解決できない問題があっても、それでも一緒にいることを選択している。

だから不平・不満は言ってはいけない。それがこのルールのポイントだ。いまの関係に満足するのだ。それがいやなら、そこから去るか、変化させるしかない。

わたしがいかにラッキーか、口ぐせのように言う友人がいる。「心から愛する女性と結婚できて」「子どもと過ごす時間がとれる仕事で」ラッキーだ、という調子だ。わたしは彼にこう説明したかった。

「わたしは適切なパートナーを選択し、子どもとの時間をもてるようなキャリアを選択し、そのための努力をすることを選択した。その結果だ。」

あなたはいまに満足し楽しむか、新しい世界へ歩いていくか、どちらも選択することができるのだ。

人生は自分の選択次第だと受け入れた瞬間、人はとてつもなく自由になる。

ルール27『ときにはヒーロー・ヒロインになる』
子どものとき、おとぎ話は好きだっただろうか?わたしはいつも空想の世界で遊んでいた。

だれでも自分の中にヒーロー・ヒロインが眠っている。人類を救うチャンスはないかもしれないが、愛する人を救うチャンスなら、これからもたくさんあるはずだ。

たとえば相手が混乱していたり、つらい思いをしているとき、心の内でヒーローの衣装に着替えよう。そして愛する人が心穏やかでいられる避難場所となってあげよう。

注意すべき点がある。パートナーがほんとうにヒーローを求めているのかどうか確認することだ。わたしの知人は(…白状しよう、わたしのことだ)相手が助けを望んでもいないのに、先回りして勝手な行動をして相手に干渉しがちだ。へたをすると、相手が自分では解決できないと見くびっていることを示すことになりかねない。

あなたはパートナーの人生をコントロールしてはいけない。ただ、危機のときにはすばやくヒーローに変身して、危機が過ぎ去ればふたたび日常モードに戻ればいい。

さあ、パートナーが助けを求めるその場所に、勇気をふるって駆けつけよう。




以上、
次回の読書のシェアでは、こちらの書籍をご紹介したいと思います。

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