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【NOW ROOM :ホスト様インタビュー vol.12】「OYO Hotel、NOW ROOMとの業務提携で 稼働率30%UPを実現」

インタビュー:NOW ROOM広報

NOW ROOM広報です。ホスト様インタビュー第12回目は、OYO Japan合同会社(以下:OYO Japan)共同代表 副社長の田野崎さんです。

OYO Japanは、2019年から「OYO Hotel(オヨホテル)」https://www.oyorooms.com/jp/ のサービスを日本全国で展開しています。田野崎さんは「OYO Hotel」の経営をリードする立場にいらっしゃいます。
今回は、NOW ROOMと業務提携に至った背景や、今後の展望を中心にお話を伺いました。

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(提供:OYO Japan合同会社)

OYO Japan共同代表 副社長:田野崎さん
一橋大学卒業後、サントリーホールディングス株式会社に入社。その後、12年間に及び複数の企業でホテル再生を含む事業再生、戦略やマーケティングを中心としたコンサルティング業に従事。また、2015年にFacebook の執行役員として参画し、2016 年からはInstagramにてビジネスを主導されたそうです。OYO Japanには2020年1月に入社。シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスにてMBAも取得されました。
NOW ROOMとOYO Japanが業務提携
2021年1月に連名でプレスリリースを発表しています。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000105.000047984.html

NOW ROOM 広報:OYO Japanと田野崎さんがリードされる「OYO Hotel」の事業についてご紹介ください。

OYO Japan田野崎さん:OYO Japanは、2019年に日本でサービスを開始した総合的な宿泊・住宅ブランド「OYO(オヨ)」の運営会社です。「好きなときに、好きな街へ」というコンセプトのもと、「OYO Hotel」と「OYO Ryokan」、の2つの宿泊ブランドを国内で展開しています。ホテル、旅館、の施設を全国80都市、200施設展開しています。

OYO Hotelは、2013年にインドで創業されました。ホテルやバケーションレンタルを展開するホスピタリティーのブランドとして現在、世界80カ国800都市で展開しています。。アメリカ、ヨーロッパ、中国、東南アジアをはじめ、OYOブランドのグローバル化に力を入れているほか、ソフトバンク・ビジョン・ファンドを含む世界中の投資家から出資を受け、強いパートナーシップにより支えられています。

OYO Hotelのサービスによって、国内および海外からの旅行者は、快適な宿泊施設を手軽な価格で簡単に利用できるようになります。また、ホテルの経営者様には、顧客対応に集中し、収益性の改善などにつなげられるよう、AI(人工知能)の機械学習を活用したホテルマネジメントシステムや収益管理システムなど、さまざまなテクノロジーを提供しています。

会社としても私個人としても、ホテルにテクノロジーや集客手段を提供することによって、エンドユーザーである消費者・生活者のみなさまに、より深い、より地域にそった体験を提供したいという想いがあります。

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NOW ROOM 広報:NOW ROOMを導入いただいた背景としてはどのようなことがあったのでしょうか?

OYO Japan田野崎さん:弊社は「お客様のためにサービスを革新していく」というバリューを持ってサービスを提供しており、施設の皆様と滞在されるお客様をお繋ぎできるのであれば、一つのチャネルだけではなくいろんなチャネルを使うべきだと考えています。楽天やじゃらん、それ以外のところでも展開していますが、NOW ROOMも含め、多様なチャネルで展開した方が、お客様に提供できる可能性は広がると思っています。

ホテルだと、お客様の滞在期間は長くて一週間、賃貸だと一ヶ月ぐらいからですが、NOW ROOMはお客様により自由度の高い選択肢を提供するプラットフォームとしていろんな時間軸の、様々な施設を掲載しているので、より広範のお客様に訴求できると考えました。

加えて、NOW ROOMは意思決定が速いと感じました。お客様にとって良いことであれば、スピーディーに行動に移す、そして改善の必要があればすぐに改善する、そういった考えが、代表の千葉さんと合ったというのもあります。スピード感は非常に重要だと思いますので。

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NOW ROOM 広報:NOW ROOMが昨年11月ごろから展開している日本語学校向け自主隔離プラン経由の滞在をかなりの数受け入れてくださいましたが、実際に導入いただいてどのような効果がありましたか?  

OYO Japan田野崎さん:コロナ前と比べて、コロナ禍では様々な規制により、個人旅行の予約が激減し、稼働率が40%くらい落ちてしまっていたんです。これはかなりの打撃でした。

そのような状況で、2020年の10月にNOW ROOMでの掲載を開始したのですが、その後一ヶ月で稼働率が約30%回復しました。NOW ROOM経由の予約がその中でも当時は大きかったので、導入による効果をすぐに実感しました。コロナ禍においてもOYOの価値を提供できるというのはとてもありがたかったです。

また、自社で法人のお客様を獲得していきたいとは思っていた最中に今回NOW ROOM経由で法人の集客ができたことは、OYOだけでなく、加盟店の稼働率UPにも繋がりました。

NOW ROOM 広報:課題等はありますか?

OYO Japan田野崎さん:現在弊社で紹介している施設が約200あるのですが、NOW ROOMに掲載していない部屋もまだまだあります。今後掲載していくにあたり、テクノロジーを使ってより簡易的にかつスピーディーに掲載できる仕組みができるといいなと感じました。

提供・掲載する施設数が増えればお客様も増えていくと思います。テクノロジーを通じてより多様な選択肢を提供して、そして一緒にどうすると効率的にできるのか、そういった相互送客の仕組みに取り組んでいきたいと思います。

NOW ROOM 広報:今後の展望を教えてください。

OYO Japan田野崎さん:今は地方のオーナーさんと都市の施設などでテクノロジーの活用にギャップが出てしまっています。難易度は高いですが、そういったギャップを埋めて、地方のオーナーさんでも、うまくテクノロジーを使ってお客様に対して自身のホテル・旅館や地域の魅力などを発信できるようになるといいなと思っています。

私自身、幼少期に家族で定期的に行っていた宿があったのですが、先日久しぶりに訪れてみようと思ったら、コロナの影響で潰れてしまい、会社の保養所になっていました。地方だからこそ、ローカルの方だからこそ知っている魅力というのがあると思うんです。素晴らしい自然・体験できる場所なのに、残念ながらなくなってしまう施設はあるので、そうゆうところをできるだけ残していきたいです。それが日本全体で、地域復興にもつながるのではないでしょうか。そして、例えば裕福ではない方でもお手頃な価格で品質を担保しながら地方の体験をできる、そんな世界を作っていきたいです。

OYO Japan合同会社
設立:2019年4月
所在地:東京都千代田区内幸町2丁目1-1 飯野ビルディング12F
URL:https://www.oyojapan.co.jp/  https://www.oyorooms.com/jp/
代表者:山本 竜馬 田野崎 亮太
事業内容:宿泊施設の提供、運営、ブランディング、オンラインの予約並びに旅行業に関する事業等

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