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青函トンネル内の吉岡海底駅を見学した旅の思い出

1997年9月下旬、大学卒業まであと半年で、すでに就職も決まり時間が十分にあった私は、同じ状況の親友と今だからこそできる旅行をしようという話になり、大阪から函館まで列車で行くことになりました。

・大阪駅から寝台特急「日本海」(B寝台)に乗り、青森駅で下車
・青森駅から快速「海峡」に乗り、吉岡海底駅で下車して見学
・吉岡海底駅から函館駅へ、到着後に函館市内を軽く観光
・函館で一泊して、翌朝に列車を乗り継ぎ八郎潟駅へ向かって途中下車
・次の列車までの1時間ほどを利用して、タクシーを使って八郎潟を散策
・八郎潟駅から新潟駅へ向かう
・新潟駅から夜行急行「きたぐに」(普通車自由席)に乗り、大阪駅で解散

旅の内容はざっとこんな感じで、2人とも鉄道ファンというわけでもないけれど、旅の大半が電車移動でした。

乗ったのは廃止や運行終了になってしまった列車ばかりで、吉岡海底駅も廃止されているので、いま思えば本当に行っておいてよかった旅行だと思っています。
夫と青函トンネル記念館について話題になった際に、「そこに行ったことはないけど、竜飛海底駅か吉岡海底駅かどちらかに降りたことがあるよ」と言ってしまうほど曖昧な記憶でしたが(笑)

どちらの駅だったか確認するためアルバムを見返して、北海道側の吉岡海底駅だったと思い出しました。まだデジカメを持つ前で、かつ薄暗かったので、最小限の写真しか撮っていませんでした。
Wikipediaによると、1998年に「ドラえもん海底ワールド」が設置されたようですが、私が訪問したのはその半年前でした。

吉岡海底駅は北海道新幹線工事のため2006年に定期列車の停車がなくなり、竜飛海底駅と比べるとネット上での情報が少なめです。いまとなれば、展示物やパネルがあった場所なども写真に撮れていたらな・・・と残念です。写真が残っていないこともあり、ほとんど記憶にも残っていません。

青森駅にて快速「海峡」とともに
吉岡海底駅

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