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プロローグ羽生結弦

私は羽生結弦が大好きだ。
羽生くんが出てくるまではここまでフィギュアスケートに興味を持つことは多分無かった。

もちろん、伊藤みどりさんの時代のフィギュアスケートも世代的には知っている。
なんだったら佐野稔さんの頃も…
幼いながらにカッコいいなぁと思ったこともあった。

でも、羽生くんのスケートを知った時は身体中に衝撃が走った。
男の子でも、あんなにしなやかに表現豊かに演技が出来る人っているんだ!と驚き一瞬でファンになってしまった。

羽生ファンの間では、いつファンになったかを知らせるのに「〇〇落ち」というのだが、例えばソチ五輪でファンになったことを「ソチ落ち」とか。
では、私は何落ちなんだろう?と考えるとその辺がよくわからない。
ソチの時だったのか平昌の時だったのか?それとも何かの大会のときだったのか?

いずれにせよ、気づいた時にはすっかり羽生くんの虜になっていたのである。

そんな私が人生で何度目かのアイスショーに出かけることになった。
でも、今回のイベントは特別なもの。
なぜなら、羽生くんがプロアスリートとして出発した最初のショーだからだ。

その名も「Prologue(序章)」
横浜公演と八戸公演の2箇所と限定されていたもので横浜公演は友人と協力で争奪戦に挑んだものの敢えなく落選。(全滅)
ただ、唯一の救いは全国で行われるライブビューイングで観覧することが出来たこと。

大きなスクリーンで観ることが出来て、臨場感もあったし、それはそれで本当に良かったのだけれど、やっぱり会場で観てみたかったというのが本音。

となると、次の狙いは「八戸」
いや、正確には初めは絶対行ってやる!というまでの想いではなかった。当たるかどうかも分からないし八戸、割と遠い…
宮城県までは年がら年中、出かけることもあるけどさすがに青森となると、向こう見ずの性格の私でもちょっとだけ迷っていた。

しかし、そんな想いとは裏腹にあれよあれよといううちに観覧チケットやホテル、新幹線の切符などが整い、もうこれは「絶対に」行かなくちゃいけないものになった。

これはきっと神様からのプレゼント。
ありがたく頂戴しなければバチが当たる。
そんなわけで八戸公演の千穐楽に向かった。

12月5日 月曜日、前泊した本八戸のホテルを早めに出発して会場へ。グッズ購入の為の整理券番号が10時〜と指定されていたので、1時間前には現地に着いていた。友人たちから頼まれていたものも無事に手に入れることができたので、その後、一旦会場を離れ再び開場時間に戻って入場した。

さて、今回のご褒美はこれだけじゃなかった。
実は座席がプレミアで最前列という奇跡的なことが起こっていたのである。

プレミア席はリンク内にある為、
広告の隙間からはすぐに氷が見えた。


自分に与えられた幸せがこんな形で現れるとは夢にも思わず…とにかく改めて座席から見る景色に戸惑ってしまった。
私のような者がこんなに近くでゆづを見てもいいんだろうか?そんな気持ちでいっぱいだった。
私の両隣の方々も同じような気持ちだったと知り、一気に親近感と一体感が増してきた。
あっという間に仲良くなって、最後は手に手をとってこの公演の成功とサプライズの発表を喜んでいた。

公演の内容はというと
アマチュアの頃と同じような6分間練習があり、そこからの「SEIMEI」
この「SEIMEI」も、もしかしたらもう次には出来ないかもしれないと本人が言うくらい、技の難度や構成が光る進化した「SEIMEI」だった。その次には津軽三味線の音色から始まる「Change」この時の衣装も赤と黒でビシッと決まり、流れるようなステップで私達を魅了した。途中、質問コーナーを挟んだり、結弦くんが厳選した映像が流れるなどの演出がたくさんあってずっと目が離せない状態。
多分、私の語彙力では到底追いつくことは出来ないので、こちらの記事を参考にしてほしい。

最後の最後まで全身全霊で表現し尽くした結弦くん
とにかくこの人の進化は果てしない。

公演の結びに「来年2月26日には東京ドームでショーを開催」とサプライズでファンを熱狂させる有様。スケール半端ねぇ…

はい、どこまでもついていきますよ。

お隣の方と別れ際には
「次はドームでお会いしましょう」という言葉が自然と出た(笑)

再会が叶うよう、明日からまた仕事に打ち込み
一日一善頑張って魂磨きます。

今朝は仙台駅の結弦くんにご挨拶してから
電車に乗りました。

羽生くんからの【GIFT】
絶対受け取りに行くからね☆

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