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7月から「ゲームマスター」になります (仮)

就活のときにお世話になった黒田悠介さんが書かれた『ライフピボット』という本を読みました。折しも、自分自身が7月から大きくキャリアを転換するタイミングだったので、この機に同書で提唱されているコンセプトに沿って、これまでの自分の蓄積と、これからの展望について、簡単に整理してみました。(メモ書き的なものです)

三つの蓄積

①価値を提供できるスキルセット

○テクニカルスキル (6ヶ月以上関わったもの)
・Web制作 (サイト設計・デザイン、コーディング (HTML・CSS) 、バナー制作)
・動画制作 (ゲームの個人・複数人収録、動画編集)
・写真撮影 (SONY NEX-7)
・プロジェクトマネジメント (多現場施工のQCD管理)
・施工管理 (単独施工のQCD管理)
・建築現場作業 (内外装工事、簡易的な躯体工事)
○ヒューマンスキル
○コンセプチュアルスキル
 定性的なのでストレングス・ファインダーの結果 (2019年11月) より引用
 ①調和性
 ②公平性
 ③適応性
 ④運命思考
 ⑤共感性
 ⑥内省
 ⑦収集心
 ⑧包含
 ⑨信念
 ⑩親密性
※あとは基礎的なスキル (目的理解、報連相、採算意識、他者理解 etc.)

②広く多様な人的ネットワーク

これまでお世話になった方は数知れませんが、今現在アクティブに連絡を取り合っている方々を大別すると、主に4方面からのつながりです。

○元美術部のつながり
 主に遊んだり喋ったり。いろんな人がいる。

○前職のつながり
 1社目のメンバーは深い内面的な話で通じ合える貴重な仲間。
 2社目のメンバーは地理的に近く、建築のことならおまかせ。

eumo Academyのつながり
 「共感資本社会」を標榜する株式会社eumoのつながり。先進的な価値観を持つ仲間。

○TRPG・マーダーミステリーのつながり
 ここ半年ほどで急速にハマった趣味でつながった友達。

③経験によるリアルな自己理解

・活動から得られる「八つの報酬」の重要度は、
 ポジティブ感情・没頭 >>> 自己理解・金銭・スキルセット・人的ネットワーク > 意味・達成

・Will (やりたい) / Can (できる) / Need (必要とされる) の重要度は、
 Will > Can > Need。

・「何かのため」よりも、まずは「やっていて楽しい」ことが重要。
 「やっていて楽しい」ことに没頭した結果、「何かのため」になるのが理想。

メンタルモデルの類型は「欠陥欠損モデル」。
 具体的には「自分は悪い / 冷たい人間だ」というメンタルモデル。
 それを隠すために人から良く見られそうな、正解らしい選択を続けてきた。

成人発達理論でいうと「発達段階4:自己主導段階」?
 上記のメンタルモデルを自覚してから「自分はどうしたいのか」に素直に行動するようになって、ようやく段階3を脱しはじめたように感じる。

・根源的なエゴは「怖い」「寂しい」「見放されたくない」。

・嗜好性のキーワードは「人に遊んでもらう / 楽しんでもらう」「場を提供する」「準備する / 仕掛ける」「招く」「予想を裏切る」「最適な言葉を選ぶ」「抽象的なことを考える / 話す」。

・許せないことは「人の大切なものが踏みにじられること」「理不尽に選択肢が奪われること」。

・資本主義的な競争からは距離を取りつつ、何らかの結果を出して人から羨まれたい / 憧れられたいという欲求はある。

これからの展望

7月から同書でいうところの「攻めの・キレのある (不連続な) 」ピボット、つまりキャリアの転換に踏み切ることにしました。活動の軸は2つあり、「動画投稿」と「ゲームマスター」です。

動画投稿について

動画投稿については、去年の11月からYouTubeでゲーム実況動画の投稿を始め、直近1ヶ月は毎日投稿を続けています。これがいくらやっても苦にならず、まずは収益化ラインであるチャンネル登録者数1,000人を目指して、楽しく続けていきたいと思います。

ゲームマスターについて

ゲームマスター (以下GM) については、去年の9月に友達の誘いで始めたマーダーミステリーにハマったのがきっかけで、特にゲームの進行役であるGMにやりがいを感じはじめました。これが自分の嗜好性とカチリとはまり、「参加者全員が楽しめる場を、参加者と一緒につくる」ことにもっとのめり込みたいと思っていた折、GMを仕事にする道があることを知り、今住んでいる仙台で最もそれに近い働き方を模索した結果、株式会社SCRAPが運営するリアル脱出ゲーム仙台店でスタッフとして働きはじめることを決めました。(もちろんすぐに進行役ができるわけではないですが、運営に携わるスタッフにもそれに近いやりがいがあると感じています。)

おそらく、これまでの人生で最も自分の「やってみたい」という気持ちだけを貫いた決断です。実は同じようなキャリアの転換を考えたことはこれまでにも何度かあったのですが、そのときはとても現実的に考えることはできませんでした。今回の決断は、それからいくつかのライフイベントを経て、自己理解が深まり、偶然マーダーミステリーという遊びに出会い、一緒に遊んでくれる仲間と出会い、これまでの仕事の区切りのタイミングとも重なり、さまざまな点が一本の線につながった、今だからこそできた決断だと思います。傍から見れば心配になるような決断であることは重々承知ですが、もっと無難な選択肢も含めて吟味した結果、今チャレンジすべきだと判断しました。

ゆくゆくは執筆中の自作シナリオを引っさげてのGM公演や、その動画化、山奥での宿泊型マーダーミステリーイベントの開催なども妄想しています。

が、あまり期待しすぎず、生温かい目で見守っていただけたら嬉しいです。

これからも楽しくやります。

2021年7月1日 ゆさ

最後まで読んでいただきありがとうございます!