【批判と提案はセット #1】私もやりたくないし、みんなもやりたくない仕事をどうするか問題

今のチームで働きはじめて3年。
「地味だけど重要な雑用」とか「話が分かる人に手っ取り早く任せたい足の短い仕事」とか、比較的細々した仕事が主業務のスキマに入り込んでくるようになった。

2年目までは「いかに上司から仕事を奪うか」というのも重要な観点だったので、仕事の粒度・重要度・緊急度を選り好みせずに受け取ってきたけど、キャリアアップを考え始める"中堅新卒"に差し掛かると、そろそろ「引き算」を始めたい。

ここでは、そうした「こまごましたタスク」を便宜上「雑用」と呼んで(ちょっと悪意ある)、いかにハッピーに委譲していくかを考えます。


雑用が集まる理由

なぜ"中堅新卒"に雑用が集まるのか
・上司、先輩から見て頼みやすい
・新卒はいっぱいいっぱいなので頼めない
・「やった感」があるので本人に安堵をもたらす

なぜ"わたし"に雑用が集まるのか
・チーム内で少数の「非エンジニア」だから
・器用貧乏できっちりしてそうに見えるから

基本的には年次とか相対的な立ち位置が影響すると思うのですが、人によってはこの雑用を一切受け取らずに生きていくことができる人がいます。
私は残念ながら雑用をまかせられがち、そして次に述べるように「雑用を手放せない」人間です。


雑用を手放せない理由

大きな理由は、「わたし自身が価値を低く見積もっている仕事を、わたしが忙しいからという理由で誰かに委譲するのは無責任・自己中心的ではないかと考えてしまうから」です。

そして、「わたしが忙しいからという理由で誰かに委譲する」行為は、現に無責任な逃避行為に見えるリスクがあります。
そして「みんな忙しいんだからさ」など、「忙しさ」という本来比較しようのない主観に関する不毛な議論を誘発するというリスクもあります。

雑用を手放す手段

1. その仕事の良い面と、それに適した人物を見つける
「わたしにとってつまらない仕事が、他人にとってそうだとは限らない」ということ。実際そうなのですが、雑用をやってる本人は気づきにくい。
こんなとき、わたしはその仕事の「求人票」を書くようにしています。アルバイトの求人情報なんかを見ると「未経験可」「スキルアップに最適」「〇〇資格が取れます」などのポジティブな情報で溢れていますよね。あんなノリで、その仕事の良い面に注目して書いてみると、意外にやりがいが見つかり「押し付け」っぽくなくなります。

2. 協力者・味方をつくり、「三人称」で委譲してもらう
上司やメンバーといった第三者に呼びかけてもらうやり方。
「わたしがしんどいんだからあなたやってよ」という、一人称と二人称の会話だと、どうしても角が立っちゃいます。ので、誰かに第三者的視点から語ってもらう。彼らへの打診の仕方は何でもいいですが、要するに彼らに「みんな経験しておくべき業務だ」「そろそろ世代交代してもいいんじゃないか?」といった形で客観的な提言をしてもらうことが大切です。

3. その仕事をなくしてしまう
とはいえ、あるべきはこのやり方だと思います。
そもそも「こまごましたタスク」というぐらいですから、自動化してしまう・省いてしまうといったことが行いやすいはず。そして「過去何年にも渡って発生してきた慣習的雑用をなくす」というのは、以外に功績が大きいです。具体的には、
・システムの力を借りて自動化してしまう
 請求処理や出退勤なんかはやりやすい
・テンプレ化、フォーマット化する
 提案書、報告書など。チェックする側の工数も減ります
・「やらない」と宣言する
 社内の質問対応を、1日1回に限定する、など


持論ですが、仕事は「作る」「こなす」「なくす」までが1ルーティンだと思っています。

いま抱えているアレもコレも、実はなくせる仕事かも。
常に考えながら時間を大切にしたいですね。

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niri

某Webサービスの UXデザイナー。毎日の学びを残す場所。
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