軽量Linux:Firefox ESR 60.7.1 を導入!

PuppyLinux DPupStretch で安定して動作するブラウザーを探す!

最近、PuppyLinux DPupStretchのきめ細かなOSに対する配慮と安定性を感じて、ずっと使い続けているんですが、少し困ったことが起こりました。

いつも使っているブラウザー Firefox Quantumが原因不明でフリーズしてしまい、仕事に支障をきたすようになってしまったのです。

そこでいつもコメントをくれる「雪国のなんとか」さんのまねをして、Firefox ESRを使うことを考えました。

Firefox ESRは、Firefox を一括導入する上で長期サポートを必要としている法人向けに、セキュリティ修正だけを長期継続する延長サポート版 です。

Firefox ESRの一番簡単な導入方法は、PuppyLinuxの「Puppyパッケージマネージャ」を使用することです。

ところが、Firefox ESRのバージョンが60,6.3になっています。

「Puppyパッケージマネージャ」ならば、簡単に日本語化もできるので、うってつけなのですが、新しい情報によると、

Googleのセキュリティ調査チームProject Zeroが、デスクトップ版Firefoxブラウザーに含まれる「Array.popの問題によってJavaScriptオブジェクトの操作中に発生するバグ」を発見、その中で、この脆弱性を悪意あるハッカーらが悪用してシステムを侵害する可能性があると警告しています。

Mozillaはこの報告を受け、すぐに脆弱性をなくした新バージョンのFirefox 67.0.3とFirefox ESR 60.7.1をリリースしました。

Firefoxユーザーはいますぐ最新版にアップデートすることをすすめています。

Firefox ESR 60.7.1の手動インストール!

そこで、Firefox ESRの最新版を手動インストールすることにしました。

ダウンロードは、下記のURLからダウンロードするのが一番良いでしょう。

ダウンロードした firefox-60.7.1esr.tar.bz2 をクリックして解凍します。

解凍すると、firefox というフォルダーが作成されるはずです。

このフォルダーごと、/opt にコピーしました。

本来なら、firefoxは /usr/lib にインストールされます。

あえて、/opt にしたのは、Firefox ESRの最新版がパッケージマネージャに登録された時、そこからインストールして、/opt にインストールした Firefox ESRを削除するという計画です。

このフォルダーの中の歯車の形をした firefox がじっくファイルです。

クリックすれば Firefox ESRが起動するのですが、音声が再生できません。

そこで、このフォルダーの中に firefox.sh というスクリプトを下記のように作成しました。

#!/bin/sh

apulse /opt/firefox/firefox

このショートカットをデスクトップ上に作成しました。

これで、安全に Firefox ESR を使用出来るようになりました。

詳しくは、僕のブログ

を参考ししてください。


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