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大学生がポエムのためのSNSをつくった話

こんにちは。はじめまして。imajinといいます。普段は大学でフランス語を勉強しながら、お仕事ではiPhoneのアプリをつくっています。

唐突ですが、今日は私が趣味でつくったポエムのためのSNSについてご紹介したいと思います。

さっそくつくったもののご紹介

ポエムのSNS「ポエミー」です。

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ポエミーはポエムをもっとソーシャルにするために開発したポエムのためだけのソーシャルネットワークサービスです。

2ヶ月弱くらい前にリリースしたのですが、今確認すると1100件を超えるポエムが投稿されています。正直思っていた以上に投稿してもらえたし、思った以上に心に響く投稿が多かったです。エンジニア冥利に尽きます。嬉しいです。ありがとうございます。

機能の説明については実際に触ってもらうのが一番だと思うので、今回のnoteではポエミーをどうしてつくったのか、どんなことをこのアプリで実現できたらいいなと思っているかなどを書き残しておきたいと思います。完全にエゴです。ごめんなさい。

ポエミーをAppStoreで

ポエミーをどうしてつくったんだっけ

SNSの住人として

既存のSNSに対して誰もが持つ違和感について考えてみたかったという理由があります。

その違和感というのは

どうしてインスタ映えのために背伸びして自分をおしゃれに見せようとするの?
どうしてフォロワー稼ぎのために見栄を張ってTwitterを頑張るの?

みたいなものです。

自分なりに解釈すると、承認欲求を満たすために自分ではない自分を演じていたらそれって本当に承認欲求を満たせているのかな?というものです。

言いかたが微妙に違ったりはするでしょうが、みなさん一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

ちなみに自分もインスタ映えのために背伸びをしますし、フォロワーが1人増えるたびににやにやしています。承認欲求万歳だと思っています。

そんななか最近はこの承認欲求というものを巡って様々な動きがあるようにも感じていました。

例えばInstagramがいいねの数を周りからは見えないようにしたり

はたまた承認欲求をベースとしたSNSは終わるとしてマズローの欲求5段階説でいうところのもうひとつ上位の欲求にあたる自己実現をベースとしたSNSをすごそうな人がつくりだしたり。

そういった流れの中で、自分だったらどういうサービスをつくるかな。自分だったらどういうのが欲しいかな。とぼんやり考えていました。

「就活のポートフォリオにもなりそうだしつくってみるか!」となったとき、自分は個人でアプリをつくるときに少なくとも自分が使いたいものをつくるようにしているので、現状のSNS事情を自分自身はどう感じているのか3つくらいに整理してみました。

1. おしゃれでキラキラした日常やちょっぴりデキる男を演じるのはInstagramやTwitterで満足している。おしゃれでキラキラした日常やちょっぴりデキる男を演じるのは楽しいからまだまだこれらを使い続ける。

2. 承認欲求の上位の欲求にしたがってSNSを楽しむほど自分はまだまだ人間的に成熟していなそう。そんなに意識高く頑張れない。

3. TwitterにもInstagramにも投稿できないものはある。その大半は自分のポエミーな一面。

そうして、じゃあTwitterにもInstagramにも投稿できないものを投稿できる場をつくったら自分も使いたいかも!と思ってつくりはじめました。

つまり

ふとした瞬間にいい感じの言葉の組み合わせと自分の感情が浮かび上がってきたときに、まずTwitterを開いて投稿しようとする。でも明日になったら後悔しそうだなと思って下書きに避難させる。次にInstagramを開いてストーリーにのっけようかなと思っていい感じの写真を探す。でもこんな言葉や感情にフィットするような写真なんてないし、背景を真っ黒にしたりお空の写真にしたりして投稿したらそれはもうお察し。イタいやつ。てかそもそもInstagramで文章投稿するのなんか違うな感。

ってなったときに投稿できるアプリが欲しいかも!飾らない自分を言葉にして投稿していいねとかもらえたら本当の意味での自己承認欲求を満たせるのかも!と思い始めたんです。

そして思い始めたらもう止まらないので一気につくりました。

意識したことは

他のSNSとは違う自分として存在できるSNS
言葉に集中できる最低限でシンプルな機能

とかです。

想いを吐き出したい人がいる

そうしてつくりはじめると、いくら自分が使うとは言えやっぱり他にもつかってくれそうな人がいるのかを気にし始めます。

実際にいました。特にTwitterにポエティックなことをつぶやいている裏垢をたくさん見つけてしまいました。この人たちの課題はみられたいけどみられたくないということだと思うのでそこらへんを解決してあげれば使ってくれる可能性はありそう!とさらに意気込みます。開発のモチベーションは最高潮に達しました。

ポエミーの現状

そうしてリリースしたポエミーですが少しずーつ少しずーつ投稿してくれるユーザーさんが出てきてリリースして2ヶ月経たない今現在の投稿数は1191です。

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こんな零細アプリでも想定していた通り、気持ちを吐き出してくれる人がいて、誰かの心の支えにはなっていたりするようで非常に嬉しく思っています。

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↑ 嬉しかったユーザーのポエム

お気に入りのポエムをいくつかご紹介

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ポエミーをどうしていこうか

このアプリを開いてポエムを読んでいると言葉が持っている力はやっぱりすごいなあと思います。

自分もこれまで何度か言葉に救われてきました。

一番心に残っている言葉は、中学のときサッカーのクラブチームで落ちこぼれて、年下にもけちょんけちょんに負けて、泣きながら自転車で帰ったとき、家に帰ってたまたまついていたテレビでサッカー日本代表の長友選手が大好きな歌として紹介していたK×ET-KINGの「 この歌を・・・・・・・・」という歌の歌詞です。すごく勇気をもらいましたし、なぜだか今でも頭から離れない歌詞です。

そのタイミングでこの歌の歌詞に出会えていたからこそ、中学の卒業まで結果が出なくてもめげずに頑張ることができました。

ポエミーではこういう風に、何かに打ちひしがれている人の心の支えとなる言葉を届けられるようなコミュニティにしていきたいなと思います。

また逆に自分の想いをありのまま表現することで他の人の今日を支えるような体験をしてほしいとも思っています。自分の言葉がまったく知らない誰かを救うなんてとても誇らしいことだと思うからです。

言葉の、ポエムのエンパワーメントによって、たった10人だっていいから誰かの心の支えになるような、居心地の良い表現のできるような場を個人での開発なのでゆーっくりですが、目指していきたいと思う所存でございます。

よかったら https://www.poemy.jp のぞいていってください。

駄文にはなりましたが最後まで読んでいただいてありがとうございます。

さようなら。

imajin

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imajin

97年生まれ。東京外国語大学フランス語専攻。最近吉祥寺で一人暮らしを始めました。フットサルとiPhoneアプリをつくるのが趣味です。普段は大学に通いながら渋谷のスタートアップでiOSエンジニアとして働いています。
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