野安の電子遊戯工房 ~Nintendo Switchの2台目用セットと、microSDカードの50%オフクーポン~


 おお。Nintendo Switchは、「一家に一台」ではなく、「ひとり一台」という戦略をとってきたのかぁ。

 ——と、そんな感想を抱いておくのが正しい反応というものでしょう。いまのところオンライン販売に限定しているとはいえ、任天堂は「2台目用セット」を発表しました。

マイニンテンドーストア限定 Nintendo Switch 2台目用セット

 今期の販売目標が2000万台であると発表されたとき、ちょっと尋常じゃない数値目標だなぁとは思っていたのですが(なにしろ前ハードとなるWii Uのトータル販売台数を、1年だけの数字で大幅に越えると宣言しているのです)、なるほど、こうやって複数台をひとつの家庭に送り込むのならば、この販売目標、けして無茶な数字ではありません。




 およそ1年半前のことです。

「結局、これってどんなマシンなんですか?」

 Nintendo Switchの発表会に行ったわたしに、いろいろな人が質問してきたものでした。そのたび、わたしは

「プレステやXboxが据え置き型PCのような進化を目指しているのに対し、Switchはタブレット端末みたいなものかもしれません」

 と返答したことを記憶しています。どうにもうまく説明できなかったので、どこにでも持ち運べるマシンだし、iPadとか、そういったものと同じように受け入れられるゲーム機になるんじゃないかなぁ、みたいなザックリして解説をすることで「逃げ」を打ったわけです(笑)。

 その時点では、「一家に複数台を普及させる」という戦略をとるとは思ってもいませんでしたが、今回、タブレット端末のように個人個人が所有するという形が提示されました。おお。結果として、わたしの喩えは当たっていたことになるのかもしれません。らっきーです。




 というわけで、「夫婦ともにゲーム好き」とか「親子ともどもゲーム好き」とか、そういった家庭に、これはオススメの商品なのかもしれません。

 そういった家庭では、ゲームはパッケージ版を買うほうがいいのかもしれませんね。パッケージ版なら、2台目のハードに挿し替えるだけで、そちらでも遊べるようになりますから。

 ダウンロードで購入してしまうと、原則として、そのハードでしか遊べなくなるはずなので、2台目のマシンで遊ぶためには、もう1本ソフトを買う必要が出てきちゃうかと思います。

 いやまあ、このあたりの仕様については詳しくないので、断定的なことは言えないんですけどね。詳しいことは、各自で調べてくださいませ。




 ところで。

 とくに2台目を買う予定のないわたしとしては、じつは、先日発表された、こちらの情報のほうに心を揺らしております。

マイニンテンドーストアにmicroSDカードが追加!マイニンテンドーギフトで50%オフクーポンも。

 Nintendo Switchは、本体価格を抑えているかわりに、付属のmicroSDカードの容量がしょぼいので、ソフトをダウンロードで購入すると、すぐに限界になってしまうのが難点です。

 でもクーポンを使えば、64GBが2000円(税別)、128GBが4000円という破格な値段で買えるみたいです。なんか凄いなぁ。必要なゴールドポイントは貯まっていると思うし、これ買っちゃおうかしらん。

(2018/05/23)

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